引越し業界6年!へのへのもへじ引越し業界6年!へのへのもへじ

引越し前後にはご近所への「御挨拶」が欠かせません。しかしどこまで挨拶すべきか、何時まで行っていいのか、特に新居のまわりだと勝手も分からず不安になるものです。そこで今回は「引越しに関するご挨拶」についてまとめてご紹介します。共働きで時間がない!という方もこれを見るとしっかりとご近所への挨拶ができますよ。

引越し挨拶はどこまでやる?

「一軒家」へ引越しの場合

古くから「向こう三軒両隣」がご近所だと言われています。

この言葉をどこかで聞いたという方も多いかと思います。古くから言われている言葉であり、この範囲を「ご近所」として親しくしようとも言われています。

そのため一軒家へ引越した場合、お向かいの3軒と両隣の計5軒のお宅には少なくてもご挨拶は欠かせません。また裏にお宅がある場合は裏のお宅へも挨拶するのがいいでしょう。

多くのお宅には「自治会・町内会」があります。ぜひ町内会長さんや新居エリアの班長さんへは少し離れていても挨拶をすると、今後の町内会の顔合わせなどもやりやすくなります。

一軒家引越しの挨拶先

  • 新居の左右両隣のお宅
  • 新居のお向かい3軒のお宅
  • 自治会長・町内会長
  • 町内会班の班長

「マンション」へ引越しの場合

マンションはできればワンフロア全てに、さらに上と下の階にも広げましょう。
マンションでも「向こう三軒両隣」まででいいのですが、同じフロアですと廊下を歩く音など生活音がどうしても聞こえてきます。特に子どもがいるご家庭なら子どもの声など響かせてしまいます。

だからこそワンフロア全てにご挨拶するほうが今後の関係も良くなります。中にはワンフロアは2軒ほどだけど、階段でつながってるマンションもあります。その場合はできれば同じ棟のご家庭にはフロアが違ってもご挨拶に伺うほうがいいでしょう。

そして、忘れてはならないのが「管理人」と「管理組合」です。多くのマンションには管理組合があり、必ず組合長がいらっしゃいます。日勤の管理人と管理組合長がいらっしゃるなら、そちらにもぜひご挨拶をしましょう。

マンション引越しの挨拶先

  • 新居のフロアのお宅全て
  • 新居の上・下階のお宅
  • 管理人
  • 管理組合の組合長

旧居まわりの挨拶も忘れずに!

新居のみではなく、今までお世話になった旧居のご近所への挨拶も前日までに行いましょう。
引越しのバタバタで意外と忘れてしまうのが旧居でお世話になったご近所の方への挨拶です。今後会う機会がないかもしれませんが、今までのお礼とこれから引越しでご迷惑をかけるご挨拶を兼ねてしっかりと行いましょう。

引越し当日は挨拶に伺う余裕がないものです。そのため旧居まわりの挨拶は引越し1週間前から前日までに行ってしまうといいでしょう。その際のご挨拶先は旧居でお世話になった方、管理人さん、大家さん程度で大丈夫です。

挨拶に伺えるのは何時まで?

引越し当日・翌日の20時までが限界

引越しのご挨拶は遅くても翌日まで、そして夜も20時までには伺いましょう。
引越しの直前や作業中にご挨拶に伺うことができればそれが一番ベストです。しかし実際引越し当日にそんな余裕はないものです。そのため引越し作業が終わってからできれば当日中に、遅くても翌日にはご挨拶に伺います。

共働きをしていると仕事から帰宅してのご挨拶になることも多いもの。しかし夜分遅くに伺うのは大変失礼です。遅くても19時台には伺うようにしましょう。

逆に何時から伺っていいのか?という疑問もあるものです。朝早く伺う方がお会いできる可能性もありますが、朝は通学・通勤準備で大変忙しい時間。ゆっくりと挨拶もできず逆にご迷惑をかけてしまいます。朝は9時を超えてから伺うのがいいでしょう。

18時を過ぎたらご迷惑かも…

本来ならば18時前理想ですがなかなか難しい…。18時過ぎなら一言添えるのがおすすめです。
夜18時以降は夕食タイムのご家庭が多く、よりプライベートな時間にお邪魔することになります。できることなら18時前に伺いたいですが、仕事をしながらですとどうしても18時を超えてしまうことがあります。

18~20時の間にご挨拶に伺うなら一言を添えて伺うと相手の心象も良くなります。その一言とは、
「お忙しい時間に申し訳ございません。」
です。この一言を添えることで、忙しい時間・プライベートな時間にお邪魔してすみませんという気持ちを添えることができます。

不在続きで会えないときは?

情報を仕入れて会える時間を探ろう。それでもダメなら一筆添えて郵便ボックスに…。
お相手によっては2~3日チャレンジしても不在続きで会えない場合があります。特に自分も相手も仕事していると、時間が限られてしまい、すれ違いが生じてしまうものです。

可能であれば、まずは情報を仕入れましょう。挨拶済みのご近所さんや管理人さんなどから「ご挨拶に伺いたいが不在で、いつごろ伺えば会えますか?」と聞いてみるといいでしょう。有益な情報が得られる場合があります。管理人さんや班長さんなどが情報も多く、より聞きやすい相手でしょう。

どうしても会えない場合は一筆添えてご挨拶の品を郵便ボックスなどに入れておきましょう。

  • 直接挨拶すべきところ申し訳ありません
  • この度引越して来ました◯◯です。
  • ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。

この3点を踏まえて書けばご挨拶の気持ちを伝えられます。後は、ご家庭に合わせてぜひお伝えしておきたいことを添えておきましょう。

手ぶらはNG!持参するモノは?

基本は「お返しの必要のない粗品」

引越し挨拶で持参するモノは「使いやすい」「500~1000円程度の粗品」になります。
今までお世話になった方、これから親しくなる方へのご挨拶に持参するモノの基本は「お返しの気を使わない粗品」になります。金額として考えるならば1つ500円前後、特にお世話になった方などに1000円ほどのモノを買うのが妥当でしょう。

金額と同時に気をつけたいのが「使いやすいモノ」です。いくら粗品と言っても、相手が使えないものを送るのはせっかくのご挨拶を台無しにしてしまいます。ある程度相手も使いやすい「お菓子」や「生活必需品」を送るのがおすすめです。

粗品でおすすめのアイテムは?

引越し挨拶の粗品で多いのが「お菓子」と「タオル」、「洗剤類」になります。
相手の好みに100%合わせられるものではありませんが、できる限り日常で使えるものが喜ばれます。そのためよく使われているのが上述の3アイテムです。

「お菓子類」

新居への下見の際にぜひチェックしたいのが、ご近所さんの「世代」です。若いファミリー層が多いならば、質より量とまでは行きませんが、食べごたえのある「クッキー」や「チョコレート」などを500円ほどでチョイスしましょう。

高齢なご夫婦ならクッキーなどより、同じ金額でも量が少なく質が高い和菓子などがおすすめです。「羊羹」や「ゼリー」などをチョイスするといいですよ。

「タオル類」「洗剤類」

これらのアイテムは世代によって差を付ける必要がありません。そのため自分たちがもらって喜びそうな使いやすいアイテムを選ぶようにしましょう。

避けたいアイテム

上記以外のアイテムでももちろん粗品としてお渡しして大丈夫ですが、生活必需品の中で粗品として避けたいアイテムが「ゴミ袋」です。

どのご家庭でもゴミ袋は必要不可欠なものです。誰もが使うものだし、有料のゴミ袋ならオトクで嬉しいのでは?と考える方が多いのですが実は逆効果です。これから親しくしていく関係なのに「ゴミに関するもの」を送られたと心象を悪くしかねません。

ぜひ送る側も送られる側も気持ちよく、楽しくこれからの関係を築いていける粗品を選ぶようにしてください。

「熨斗(のし)」っているの?

基本的には「熨斗紙(のしがみ)」が必要です。旧居用と新居用では熨斗紙の表書きが変わります。
対面で渡すと口頭で気持ちをお伝えしているため熨斗紙を付けない方も多いです。しかしお会いできない場合もあるため、基本的には熨斗紙を付けてお渡ししましょう。

その際、熨斗紙に書く「表書き」は旧居用と新居用で異なります。

旧居用 「御礼」 「粗品」
新居用 「御挨拶」 「粗品」

表書きに書くのはこのような文言を入れましょう。水引きの下に氏名を入れなくても大丈夫ですが、早く名前を覚えていただけるように入れておくほうがいいでしょう。

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