引越し業界6年!へのへのもへじ引越し業界6年!へのへのもへじ

単身引越しでもファミリーの引越しでも「家具」や「家電」の引越しは大変です。特に家族が多いと家具・家電も大型になるため自分でできるか不安になるもの。そこで今回の記事では一般的に不安を持ちやすい家具・家電をアイテムごとにご紹介します。業者に頼むべきかのポイントや自分で引越しできる場合の梱包や搬入のコツまでこれでわかりますよ。


家具・家電の引越しはまずは準備から!

移動経路の幅や高さが業者に委託するかのポイントに

引越し元と引越し先での移動経路の幅や高さをしっかりと測りましょう。
ここがしっかりと計測できていないと、引越し当日に「高さが足りなくて移動できない!」ということになりかねません。特に家電は破損の危険もあるため、しっかりチェックして自分たちでできるのか、それとも業者に依頼すべきか判断しましょう。

チェックする基本的な場所やポイントは、

  • エレベーターの有無
  • エレベーターの高さや幅、そして積載量
  • 階段の高さや幅、そして踊り場があるかどうか
  • マンションのエントランスや自宅の玄関の高さや幅
  • 廊下の高さや幅

これらをチェックして自分での引越しが可能かまずは確認してください。

台車は準備しておいたほうがいい

「台車」があると作業がはかどりますが、使えるかどうか事前のチェックは必要です。
せっかく台車を用意しても、坂道があったり階段だったりすると使える機会がかなり失われます。むしろ台車に乗せて移動してという作業を考えると、ないほうがスムーズに進む場合もあるのです。特に大型家電や家具があれば、重量もあるため台車に乗せたいところですが、使える機会がどれくらいあるのかはチェックしておくのがおすすめです。

台車は3~5000円程度でホームセンターやECショップで購入が可能です。また購入せずにレンタルという方法もありますよ。台車のみレンタルできるところもあれば、レンタカーを借りればわずかな追加料金で貸してくれるところもあります。これからお世話になる業者があれば「レンタルできないか」と確認してみると安価で台車が使えますよ。

毛布やダンボールはたくさん用意しよう

大型家具・家電に移動に毛布やダンボールは必須です。
家具・家電を損傷から守るだけでなく、廊下や玄関などや自分の身を守ることにもつながります。そのため余裕をもってしっかりと用意しましょう。毛布が足りない場合は緩衝材などをホームセンターで購入すると代用が可能です。また家電はできる限り買ったときのダンボールを保管しておくのがおすすめです。形に合ったダンボールで運び出せるため損傷の危険も少なく、また新しく揃えるよりも経済的です。

小物家電はエリアごとにダンボールに入れよう

小さな家電はエリアごとにすると荷造り・荷解きが楽です。
アイロンやドライヤーなど小さな家電もたくさんありますが、それらは自分での引越しが可能です。よりスムーズに進めるために、キッチン家電をまとめるなどエリアごとにダンボールに入れましょう。入れる際に注意したいことは、

  • まず最初にダンボールに緩衝材を敷く
  • 家電を緩衝材で包む
  • 空いたスペースにも緩衝材または新聞紙を入れる

これで損傷の心配が少なく持ち運びが楽になります。

引越しアイテムその1「テレビ」

落とすと一大事!大きさや重さで業者依頼を判断しよう

テレビはしっかりと重さとサイズの確認が必要です。
具体的にどれくらいの大きさ・重さなのかというと、シャープのアクオスで確認してみます。ダンボールで搬入されたときの梱包寸法と重さになりますが、

  • 22V型(LC-22K30)幅63.2cm/重さ約5.1kg
  • 24V型(LC-24K40)幅63.2cm/重さ約6.2kg
  • 32V型(LC-32R30)幅85.7cm/重さ約16.0kg
  • 55V型(LC-55U30)幅137.2cm/重さ約30.0kg

引用:http://www.sharp.co.jp/aquos/packing/

となります。単身者に人気の22型や24型は自分で運ぶのに問題はありません。しかしファミリーになると32型や55型など大きなサイズが多くなります。そのため運べるだけの人数を確保できるのか、搬入経路でひっかかったりしないかどうかしっかり判断してください。ギリギリになる場合は無理をせず業者に依頼するのをおすすめします。

専用のダンボールを手に入れると楽チン

テレビサイズに合ったダンボールに入れて作業をするととてもスムーズです。
一番良いのは買ったときのダンボールを使うこと。これが無駄なスペースを作らず、しっかりと梱包できる最良の手段です。しかし時間が経つと邪魔で捨ててしまいますよね。そういう場合には「梱包用のダンボールキッド」がECショップなどで販売されています。これらを使うのも1つの手です。またダンボールがない場合は緩衝材や新聞紙、毛布で画面をしっかりと保護して細心の注意を持って運んでください。

テレビは配線も自分で!楽にするポイントはカメラ

面倒な配線は「写真」を撮っておくと楽に作業できます。
どこになにをつなげば良いか悩む配線ですが、スマホで数枚写真を撮っておけば、引越し先でつなぐとき参考になるためとてもスムーズに作業が進みます。またアナログな方法として、差し込み口とケーブルが分かるように養生テープなどでナンバリングする方法もあります。まず写真を撮ったりナンバリングしてから同じダンボールに全てのケーブルなどを入れれば完璧です!

引越しアイテムその2「洗濯機」

斜め持ちは厳禁!しっかり持てるかで判断しよう

洗濯機は斜め持ちが危険です。まっすぐ持てないなら業者に依頼が必要です。
一番注意が必要なのが「洗濯槽」です。これは吊り棒という部品で固定されていますが、衝撃を与えるとこれらが外れたり破損する危険があります。衝撃を与えないということが大前提になりますが、斜めに持つとちょっとの衝撃でも外れることがあるのです。そのためまっすぐ持っていけないならば業者に依頼をおすすめします。

自分で運ぶときは洗濯槽を固定しよう

まっすぐ持てる場合でも洗濯槽の固定は必ず行ってください。
衝撃を与えないのがもちろんいいですが、万が一のことも考えると必ず行うべき作業です。洗濯槽の固定にはタイプによって違いがあります。

■ドラム式洗濯機の場合

こちらはすでに洗濯槽が斜めになっているためしっかりとした固定が欠かせません。そこで必要になるのが、「輸送用の固定ネジ」です。購入した場合には必ず付いている付属品です。これでしっかりと固定します。万が一紛失してしまったという方は、部品として取り寄せも可能なため購入した販売店や家電量販店に確認してみてください。

■全自動洗濯機の場合

大きな衝撃を与えなければドラム式に比べると破損が少ないのが全自動洗濯機です。しかし少しでも安全に運ぶために、洗濯機と洗濯槽の間に「毛布」や「タオル」を入れるのをおすすめします。緩衝材などは破れてしまうため要注意です。またしっかり固定しようと毛布を詰めすぎるとその力で破損する場合もあるため気をつけてください。

意外と忘れがちな設置作業

自分で引越しするなら排水・設置作業も自分で行います。
一般の方でも行えますが、排水ホースの取り付けやアース線などしっかり取り付けないと後々被害が生じる場合もあります。設置が苦手という方も業者に搬送から取り付けまでお願いした方がいいですよ。

引越しアイテムその3「冷蔵庫」

動かせるか・運び出せるかが最大のポイント

とても重い冷蔵庫は自分たちで持てるかどうか、搬入経路の幅や高さが大丈夫かで業者に依頼するかを判断しましょう。
冷蔵庫の重さや大きさを具体的に見ていくと、シャープの冷蔵庫なら、

  • 137L型(SJ-D14C) 幅48cm×奥行59cm×高さ112.5cm/重さ35kg
  • 350L型(SJ-GW35C) 幅60cm×奥行66cm×高さ169cm/重さ70kg
  • 551L型(SJ-GT55C) 幅68.5cm×奥行き74.5cm×182cm/重さ112kg

引用:http://www.sharp.co.jp/reizo/lineup/index.html

となります。冷蔵庫は一時的に斜めにして運搬しても破損する危険は少ないです。しかし重さゆえに一般の方では持ち運びができない場合があります。また階段があったり、方向転換をしなければならない場合は幅や高さが足りないこともあるためしっかりチェックが必要です。

自分でやるなら台車と水抜きを忘れずに!

重たい冷蔵庫を運ぶなら台車があるととても便利です。
台車まで頑張れば後はスムーズに運べます。台車の耐重量を確認して台車を上手に使って引越しましょう。

また冷蔵庫は前日までの水抜きが必須です。業者に依頼するとしっかりアナウンスしてくれますが、自分でやると忘れてしまうことが多いです。水が蒸発していないとまわりの荷物を水浸しにするだけでなく、冷蔵庫自体を破損しかねないため注意が必要です。

引越しアイテムその4「家具」

確認すべきは分解できるか・運び出せるか

自宅で組み立てが多い家具は「分解して運ぶ」または「そのまま運べるか」を確認する必要があります。
まずは分解できるかをチェックします。分解してまた組み立てられるならば自分での運搬はスムーズです。しかし分解後に組み立てられない場合、そのまま運ばなければなりません。こちらも搬入経路をしっかりチェックが必要です。場合よっては「窓からの搬入」になる場合もあります。そうなるととても高度な技術が必要なため一般の方には難しくなってきます。特にマンションなら周囲の住宅に被害を出す危険もあるため無理をせずに業者に頼みましょう。

しっかり固定して持ち運ぼう

家具はバラバラにならないように固定が必要です。
分解した家具がばらつかないように、分解せずに動かした家具も引き出しなどが突然出てこないようにしっかりと固定するとスムーズに作業できます。引き出しは養生テープで飛び出さないように固定し、周囲を「毛布」や「緩衝材」でしっかりと包んで運び出しましょう。

引越しアイテムその5「デスクトップパソコン」

パソコンの引越しは自分の手が基本

衝撃にとても弱いパソコンはトラックの荷台に乗せてはいけません。
業者に依頼するときでも、自分で引越しするときでも、パソコンは自分の手で引越しすることをおすすめします。キーボードやスピーカーなどは小物家電と同じ扱いで問題ありません。しかしパソコン本体は少しの衝撃でも破損の危険が高いため、できれば引越し先まで人の手で持って移動しましょう。助手席に乗せるときも衝撃を与えないようにクッションを敷いてシートベルトで固定します。

パソコンの配線もテレビと同じテクを使って

テレビ同様スマホで撮影すると配線作業が楽チンです。
パソコンはテレビよりも配線の数が多く、より面倒なことも・・・。こちらでもテレビ同様にスマホ作戦が有効です。写真を撮影したらパソコンをダンボールに入れて移動させます。このときもパソコンを購入したときのダンボールがあれば必ずそちらを使いましょう。なければ専用ダンボールの購入を検討することをおすすめします。

引越しアイテムその6「仏壇」

仏壇は基本的に引越しNGです。

しかし引越しをするならば、「魂抜き」「魂入れ」の供養をして引越しましょう。
仏壇はその家にあるもののため基本的には引越しをしてはいけないと考えられています。しかしどうしても引越しをしなければならないならばお坊さんによる供養をしていただいてから作業を開始します。まずはお坊さんに来ていただき「魂抜き」の供養を、その後引越しが終わったら再度来ていただき「魂入れ」の供養をする流れになります。詳しくはお世話になっているお坊さんにご相談いただくのがおすすめです。

仏壇の引越しには注意すべき点も

引越しの際は「縦移動」「後出し先入れ」「本位牌やご本尊は自分の手で」が原則です。
仏壇は斜めにしたり横にして移動させてはいけません。そのため家具・家電よりも注意が必要です。また、仏壇は一番最後に搬出し、一番最初に搬入させなければなりません。このように仏壇の引越しにはとても注意が必要な場合が多く、一般の方が行うよりは業者、できれば仏壇専門の業者に依頼するのをおすすめします。

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