引越し業界6年!へのへのもへじ引越し業界6年!へのへのもへじ

突然ですが、海外への引越し料金相場ってどれくらいなのかな?やっぱりかなり高いのかな?と困っていませんか?

  • 海外に引っ越すにはどんな方法があるの?
  • 海外引越しの相場はどれくらい?
  • 海外引越しに必要な手続きにはどれくらいお金がかかる?
  • 海外引越しを安くするには?

これらの悩みを元引越し業者のへのへのもへじが、全て解決します!

海外に引っ越すにはどんな方法があるの?

海外に引越しをするには飛行機で荷物を運ぶ「航空便」と貨物船で荷物を運ぶ「船便」があります。

航空便と船便は荷物量の計算方法が違う

人間が海外に行くにも飛行機か船を使いますが、引越しもこの点は全く同じです。しかし大きく違ってくるのは「航空便と船便では運ぶ荷物の量を計る方法が異なる」という点です。

【航空便】

航空便の重量(kgs)は「実さいの荷物の重量(実重量)」と「梱包した荷物の大きさ(容積重量=縦cm×横cm×高さcm÷6000)」のどちらか大きい方の重量から料金を算出します。

【船便】

船便の荷物は、ダンボール等に梱包した箱をパレットと呼ばれる箱の中に積み重ね、その周囲をダンボール重で囲んだ時の容積から料金を算出します。

飛行機は空を飛ぶのであまり重いものは乗せられませんから、荷物の重さで料金が決まるんですね。これに似対して船はある程度の重さに耐えられるので、荷物を積み込む面積や容積がポイントとなってくるのです。

航空便と船便はどちらが高い?

では、航空便と船便ではどちらの方が高いのでしょうか?これについても人間が海外の行くのと考え方は同じです。

航空便は空を飛べばその日のうちか翌日には海外に到着します。その分だけ引越し完了までの時間が早くなりますから、引越し料金は当然高くなります。飛行機のチケットが高いのと同じですね。

その一方で船便は海を渡るため、かなりの時間がかかるので料金は安くなります。海外のどこに引っ越すのかにもよりますが、ヨーロッパやアメリカまで引っ越すのに2ヶ月以上かかることがほとんどです。

これを踏まえると、海外に引っ越す場合は航空便と船便をうまく使うと良いとされています。

  • 航空便:すぐに使うものや軽くて小さめのものを輸送する
  • 船便:しばらくなくても困らないものや大型のものを輸送する

海外引越しにもちょっとしたコツがあります。これを知っていると知らないとでは数十万の損をする場合もありますから注意しましょう!

海外引越しの相場はどれくらい?

海外引越しは移動距離や荷物の量、選んだ引越し業者によって料金にかなり差が出てきます。ですから一概にどれくらいが相場とは言えません。このため、事前に一括見積もりを取って相場を確認するのが良いでしょう。

どこに引っ越すのか?によって引越し料金に差が出る

海外引越しと一言に行っても、日本から韓国に引っ越すのと、アメリカに引っ越すのとでは移動距離が全く違うので当然引越し料金にも大きな差が出てきます。

さらに、船便に航空便にも通関料などが含まれ、その料金は渡航先によって大きく異なります。

  • 日本側から荷物を出す費用→輸出通関料
  • 日本から海外に荷物を輸送する費用→海外運賃
  • 海外で荷物を受け取る費用→輸入通関料金

要するに「海外引越し=輸出入」ということなのです。引越し荷物であっても海外に運ぶ場合は輸出入と同じ扱いとなるのです。

では、韓国へ船便でダンボール40箱分の荷物を運ぶとどのくらいかかるのでしょうか?

  • 輸出通関料:約6,000円
  • 海上運賃:ダンボール10個=約40,000円なので40個は約160,000円
  • 輸入通関料:約10,000円
  • =合計約176,000円

では、同じ量の荷物をアメリカのニューヨークに船便で送るとどのくらいかかるでしょうか?

  • 輸出通関料:約220,000円
  • 海上運賃:ダンボール40個は約190,000円
  • 輸入通関料:約100,000円
  • =合計約510,000円

※これらの料金はあくまでも目安です。

いかがでしょうか?日本からすぐの韓国と遥か彼方のアメリカとでは船便での引越し費用が30万円以上も違います。それだけ海外引越しに距離が影響するという事がよく分かりますよね。

では航空便はどうなのでしょうか?こちらについては各社によってかなり料金にばらつきがあるので一概にはなんともいえません。

ある会社では、ニューヨークまでダンボール40個を輸送する場合の大体の料金目安が80万円以上のようです。

航空便と船便にはそれぞれの特徴があるので、それぞれのメリットをよく理解した上で両方をうまく使い分けて海外引越しをするのが賢いと言えます。

引越し業者によって料金にかなりの差がある

海外引越しにおいても、引越し業者によって料金にかなり大きな差が出ます。

そこで重要となるのが「見積り比較」と「値引き交渉」です。数社に見積もりを依頼してじっくり比較し、その上で値引きしてもらえるところがないか相談することがとても重要となってきます。

さらに見積り相談の際に見極めておきたいのが「海外引越しに精通している業者かどうか?」という点です。

こういった業者は海外に引っ越す際に色々なサービスを提供してくれることがほとんどです。荷物にしっかり保険をかけ、通関に関する注意点なども教えてくれたりします。

海外への引越しは知らないことがたくさん!しかしどれもこれも見落としてはならないものばかりなので、引越し業者が海外引越しに精通している方が安心して引越しを任せられますね。

海外引越し業者を選ぶポイントは以下の3点です。

  • 値引き交渉の相談に乗ってくれる
  • 海外引越しに関する知識が豊富
  • 不安なく引越しできるサービスを提供してくれる

このような引越し業者を探すには、引越し料金一括見積り請求サイトを利用してみましょう。まずは自分が納得できる料金を提示してくれる業者をいくつか選び、その中から対応のよい業者を見つけ出すのが理想です。

但し引越し料金が最安でも、知識や経験不足を感じたり、サービスや対応が悪そうな引越業者を選ぶのは避けましょう。

ただでさえ神経を使う海外引越しなのに、頼りがいのない引越し業者を選んでしまえば後々のトラブルの原因になりかねません。

納得できる料金で信頼できる引越し業者を見つけてみましょう。

海外引越しを安くするには?

海外引越しを安くするには荷物の量を減らすのが一番です。また、大きすぎるものを持ち込まないのがポイントです。

海外引越しにはとりあえず必要なものしか持っていかない

引越しが決まると色々なものを荷物に詰め込みたくなりますが、海外引越しでこれをしてしまうとすぐに料金が上がってしまいます。国内引越しと違ってかなりの料金アップになるので注意しましょう。

そこでまず「現地についたら絶対に必要なもの」だけを荷造りします。この時に注意したいのが「現地で買えるものは最低限の量だけ荷物に入れる」という点です。

例えば

  • シャンプーやリンスなどの日用品
  • 肌着などの消耗する衣類
  • 食料品

これらは海外で生活する中で必ず買い替えや買い足しをするものです。ですから大量に詰め込まずに、当面の生活が送れる分だけ荷物に入れるようにしましょう。

特にシャンプーやリンスなどの重い日用品は注意が必要です。日本製のものを使いたいかもしれませんが、長い海外生活ですからいずれ海外のものを使うようになるのは必至です。その点を理解しておきましょう。

衣類は断捨離しながら梱包する

海外への移住となると、衣類は全て持っていこうと考えがちです。しかし、ダンボールに詰めているその服は本当に必要でしょうか?そこをよく考えて梱包しましょう。

衣類は3年着なかったらもう着ることはほとんどないと言われています。そこで、荷造りをしながら「必要な服」「必要でない服」を分け、着ないと判断した服は思い切って処分しましょう。

海外に行けばその地の気候に合った洋服が欲しくなるはずです。地域によっては日本よりかなり安く洋服が買えます。そう考えたら全ての服を持ち込む必要があるでしょうか?

引越しの荷物の中で一番量が多いのが衣類です。これを以下に減らせるかがとても重要となってきます。

航空便と船便を使い分ける

海外に引っ越す場合は、荷物の種類や重さによって航空便と船便を使い分けると引越し料金が安くなると言われてます。

あまり重くないものやすぐに使い物は航空便で送ります。航空便は高いのでできるだけ少量に留めるとそれだけ料金も安く抑えることができます。

家具や家電などの大きな荷物は船便で送るようにします。但し船便は到着までに数ヵ月を要しますので、早めに輸送手続きをするか、しばらくない状態で生活することとなる点を注意しておきましょう。

また、家電は日本から持ち込んでも使えないものがあるという点にも注意が必要です。海外と日本は電圧が違うので、海外仕様となっていない日本仕様の家電製品は使うことができません。

変圧器を持ち込んで使うことも可能ですが、海外に長期で住む場合は現地で家電を購入したほうが安く済むことがほとんどです。特に小型家電や調理家電は海外の方が価格も安いので現地調達がお勧めです。

行き先によって持ち込めない物がある!

海外には「持ち込み禁止!」とされているものが多々あります。しかしこれを知らずに荷物を梱包してしまえば、通関で没収されたり違反金を支払わなければならないこともあります。

【禁制品例】

  • 爆発性又は発火性の物質や危険物:ガスコンロ、はさみ、包丁、マッチ、ライター等
  • 食品:アルコール類、肉類、野菜、種子、乳製品、肉及び魚の加工品等
  • 貴重品:現金、有価証券、株券、手形、貴金属、古美術品、価格価値が困難なもの等
  • 生き物:生きているペットなどの動物

上記を見てみると、意外に知らぬままに荷物に入れてしまいそうなものがありますよね。これらのものは日本からは持ち込まず、海外で購入するようにしましょう。

また、海外の行き先によっては持ち込み禁止とされている物が異なってきます。事前に下記リンクから詳細を確認しておきましょう。

成田空港公式サイト:輸出入禁止・規制品

わからないことだらけの海外引越しは事前リサーチが重要!

海外旅行に行くだけでも緊張するのに、海外に引越すとなるとかなり神経を使いますよね。どこから手をつけていいのか?何を調べておけばいいのか?右も左も分からない状態になります。

だからこそ海外引越しをするなら事前のリサーチがとても重要なんです!全く何も知らないままでは、引越し料金が高くなるだけでなく、様々なトラブルのリスクが高まります。

  • 海外へ引っ越す方法は航空便と船便がある
  • 航空便と船便の違いはかなり大きい
  • 海外引越には通関料がかかる
  • 海外の引越しも荷物が少ないほうがお得
  • 現地で買えるものは現地で調達する
  • 見積りを比較し値引き交渉を欠かさない
  • 納得できる価格で安心感のある引越し業者に依頼する

海外引越しは手間も時間も労力もかかるので、注意すべきポイントがかなりたくさんあります。見るだけで嫌になるかもしれませんが、根気よく1つ1つを理解していかないと取り返しのつかない事態が起きることもあります。

日本とは全く違う地で暮らすということは色々なことに用心深く対応する根気が必要です。このスタートを乗り切れば、夢にまで見た素敵な海外暮らしが待っています!

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