
引越し作業の前には洗濯機の水抜きをしなくてはいけません。
・水抜きの方法がわからない
・作業の何時間前までにやればいいの?
・水抜きをしたのに中で水の音がする
このような悩みは事前にしっかりと解消しておきましょう。元引越し業者・へのへのもへじが解説します。
洗濯機の水抜き方法
「洗濯機の水抜き」は洗濯槽内部の液体を完全に抜くことではなく、給水・排水のホースの中に溜まっている水が引っ越し作業中に漏れるのを防ぐために取り除く作業です。
洗濯槽の水抜きについては後ほど詳しく触れますが、一度洗濯物を入れずに脱水をすれば十分です。
給水ホースの水抜き
給水ホースは洗濯機と壁の蛇口を繋ぐホースです。
【手順】
- 壁にある蛇口をしっかりと閉める
- ドライモードで10秒ほど洗濯機を空回し(水気を飛ばすため)
- 洗濯機の電源を抜き、蛇口から給水ホースを外す
- 給水ホース内に残っている水を捨てる
メーカーや機種で多少の違いがある場合がありますが、一般的にはこの手順で行います。
最後にホース内の水を捨てるときは、ホースを傾けるなどして中に水が残らないようにしましょう。
排水ホースの水抜き
排水ホースは洗濯機と床の排水溝を繋ぐホースです。
【手順】
- 脱水で洗濯槽内の水を抜く
- 洗濯槽内に残っている水分をタオルなどで拭き取る
- 洗濯機の電源を抜き、蛇口から給水ホースを外す
- 洗濯機を少し傾けるなどして排水ホース内の水を捨てる
以上が排水ホースの水抜き方法です。ここで脱水を行うことで、ホースだけでなく洗濯槽内の水も抜きます。ホースに溜まった水を捨てる際には、床を水浸しにしないように注意してください。
洗濯槽の中で水の音がする場合は
上記の手順で水抜きをしたのに、洗濯機のなかでまだ液体が残っている音がする、などということはありませんか?一見しっかりと水抜きが出来ていないように思えますが、これは正常な状態なので問題ありません。
洗濯機を揺らしたときに聞こえる水音の正体は、洗濯機が壊れないように組み込まれている「バランサー」の音です。これは洗濯機を振動などから守るためのものなので、抜いてはいけないものです。
給水ホース→脱水→排水ホースの順で水抜きをしたら、それ以上はもうやらなくて大丈夫です。
水抜きは引越し何時間前までにやればいいのか
水抜き作業自体は5分10分あれば出来てしまいます。そのため、最悪引越し日の朝にやっても問題ありません。ただしドライモードや脱水など、洗濯機を回す時間がある程度必要なため上手く時間を調整しましょう。
引越し作業直前でも構いませんが、余裕を持って最後の洗濯が終わった前日の夜などにやっておくことをおすすめします。
引越し業者がやってくれる場合も
洗濯機の水抜きは引越し業者が当やってくれる場合もあります。無料の場合もありますが、多くは有料になってしまいます。また前述の通り洗濯機を回す時間が必要なため、業者の水抜きはその工程を省くこともあるため、絶対に荷物をぬらしたくない場合には事前に自分でやっておきましょう。
まとめ
洗濯機の水抜きはとても簡単な作業です。この記事を読みながらゆっくりやっても時間はかからないはず。これで料金を取られてしまうのはあまりにももったいないので、ぜひ自分でやってみてください。
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