
引越し作業が終わった後、洗濯機はどうすればいいか知っていますか?
・自分で設置する場合の方法が知りたい
・業者が取り付けてくれた場合は自分でやることはあるの?
などの悩みを、元引越し業者のへのへのもへじが解決します!
引越し後にすること
新居での洗濯機の取り付けは、ほどんどの場合は引越し業者がやってくれます。ただ引越し業者を使わずに荷物を運んだ場合や、引越し業者が取り付けてくれなかった場合、さらに新しく洗濯機を買った場合などは自分で取り付ける必要があります。
また引越し業者が設置を行ってくれた場合も、電源を入れて洗濯機を動かしてみて作業中に故障していないかなどを確認します。
今回は引越し後にやる「洗濯機の設置」と「動作の確認」の方法や注意点を解説します。
洗濯機の設置
洗濯機の設置は取り外しと同じくらい重要な作業です。万一水漏れがあり、しかもそれに気づかないまま過ごしていると、床や下の階の天井を傷め、高額な請求を受ける可能性もあります。
洗濯機の設置は思っているほど難しいものではありません。ただし本体を移動させるような場合は1人では厳しいため、できれば誰かに手伝ってもらうといいでしょう。
では手順を解説します。
電源コード・アース線の取り付け
電源コードは他の電子機器と同様、コンセントに差し込むだけ。
問題は「アース線」です。
アース線とは漏電を防ぐためのコード(緑のことが多いです)で、多くの場合は電源コードのコンセントの下に取り付ける部分があります。
アース線の取付口は物件によってさまざまな種類があります。コンセントの下に小さなカバーが付いているものが多いですが、ほかにも穴に差し込むタイプ、ボタンやツマミで留めるタイプなどがあります。
ここでは一般的なカバー(アースカバー)が付いているタイプの取り付け方を解説します。
・プラスドライバー【手順】
1.ドライバーを使い、コンセント下の小さなカバーを外し、出てきたネジを緩める(外さない)2.ネジの金属部分とアース線の金属部分がしっかり接触するように差し込み、ドライバーでネジを締める
3.軽く引っ張って外れないようであれば、カバーを戻し、電源コードを取り付ける
手順としては以上です。ネジが上手く機能しないなどのトラブルがあった場合は、管理会社に相談をしてみてください。
排水ホースの取り付け
洗濯機の取り付けでもっとも重要な工程です。
排水ホースは、床の排水口についているL字型の部品(エルボ)に取り付けます。エルボは物件の備品なので基本的には初めから取り付けられていますが、万一ない場合はホームセンターなどで手に入ります。ただこれを用意するのは管理会社やオーナーの責任なので、エルボがない場合はまず管理会社に連絡してください。
取り付け方はエルボにホースを差し込み、留め具がある場合にはそれで固定するだけです。もし床やホースの間に隙間がある場合は水漏れを防ぐためにビニールテープなどを巻きます。
給水ホースの取り付け
電源・アース→排水ホースの順番で取り付けを行ったら、最後は給水ホースと壁の蛇口を繋ぎます。
給水ホースの先端にはツマミが付いており、これを引きながら蛇口に噛み合わせます。水が漏れないようにしっかりと置くまで差し込んでください。
動作の確認
電源が入るか
電源コードとアースを取り付け、電源ボタンを押します。ここで正常に電源が入れば大丈夫ですが、万一電源が入らない場合はきちんとコンセントにつながっているか・ブレーカーが上がっているかを確認します。
それでも電源が入らない場合にはメーカーに問い合わせ、場合によっては修理を依頼します。
洗濯槽は正常に回るか
電源が正常に入ったら、次は洗濯槽を回してみます。正常に回らなかったり異音がする場合には、引越し作業中に中が破損してしまったことが考えられます。
故障が確実に引越し業者の作業が原因だとわかる場合には、メーカーよりも先に依頼した引越し業者に連絡をしてみてください。
水漏れはないか
最後に水を貯めて排水をしてみます。このとき正常に水が流れていけば問題ありませんが、水漏れがあった場合には「どこから漏れたか」を確かめます。
ホースが劣化して漏れていた場合はメーカーや電気屋で新しいホースを購入するなどします。
排水口が溢れてしまった場合はゴミなどが詰まっていることが考えられるので、物件の管理会社に連絡してください。
まとめと注意点
今回紹介したのはすべてもっとも一般的な場合の取り付け方法です。もし新居の設備がこれと違うものだった場合は、無理をせずに管理会社などに問い合わせることをおすすめします。
また取り付けは作業のやりさすさなどを考慮し
アース→電源→排水ホース→給水ホース
の順番で行いましょう。
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