
突然ですが、「建築中の新築マンションは引越し前に部屋を見られないの?」と困っていませんか?
これらの悩みを元引越し業者のへのへのもへじが、全て解決します!
新築マンションは契約前に自分の部屋を見られないの?
建築中のマンションは基本的に契約前に自分が購入した部屋を見ることができません。
大抵のマンションの契約期限は完成前になっています。大型のマンションになればなるほどこの傾向が強くなります。この場合は見学用のモデルルームを見学してチェックするしか方法がないのです。
マンションに現地モデルルームがある場合は、先に完成しているマンション内の一室を見ることができます。ほぼ実物同様なのでよく見学しておくと安心です。
現地モデルルームがない場合は、マンションから離れた場所にある販売センターにモデルルームが設置されます。
こちらにはいくつかの間取りを再現したモデルルームが何パターンが用意されますが、壁材の厚さや基本的な構造は実物とは異なります。実物の遮音性や日照などが分からない為、担当の営業マンにしっかり確認する必要があります。
販売センターのモデルルームでチェックすべきことは?
販売センターのモデルルームには構造物の模型が多数展示されています。これを良くチェックして不安な点や疑問は営業マンに納得するまで質問しましょう。
例えば、壁材を断面でカットして構造を見られる模型があれば、どんな素材を使っているのか?遮音性や保温性に問題はないか?を確認します。
その他にも以下の項目を必ずチェックしましょう。
- 玄関のセキュリティー機能
- 浴槽の材質や大きさ、保温性や撥水性
- 洗面台の材質や高さ
- キッチンの広さ、カウンターの高さ
- 24時間換気の機能と使い方
- 各部屋のコンセントの位置と数
- アンテナ端子とインターネット端子の場所
共用スペースはどうやってチェックするの?
建築中のマンションでは共用スペースも事前に見ることができません。モデルルームにある模型やパンフレットで大体の広さや雰囲気を確認するしかありませんので、よくチェックしておきましょう。
いくつもある共用スペースは毎日の生活に欠かせない大切な部分です。また、他の住民と共用する場所でもあるので適切に使用する必要があります。模型から全体像を読み取り、イメージをふくらませておきましょう。。
- 駐車場からエントランスまでの距離
- エントランスから部屋までの動線
- 部屋からごみステーションまでの距離
- ラウンジの広さや設備
- ゲストルームの数と使用料金
- キッズルームの広さと設備、使用時間
- 洗車スペースの有無と料金
- 駐車場の広さ、駐車のしやすさ
完成後に後悔しないためにできることは?
入居してから「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないためには、契約時に渡される「重要事項説明書」と「契約書」を熟読することが大切です。また、手付金は出来るだけ少額を入れるのもポイントです。
重要事項説明書や契約書には「こんなことがあってもマンション販売会社では責任が取れません」ということがいくつか記載されています。
よくある予想外の出来事とは「マンションの目の前に高層ビルが建って日当たりが悪くなる」「近くのテナントにバーが出来て夜通しうるさい」などの問題です。
マンションの何階のどの部屋を選ぶかでこれらの問題を回避することもできますが、低層階などは将来的になにか問題が出てくる可能性があります。重要事項説明書をよく読んで、問題が起きても納得出来るかどうかを判断しておくことが大切です。
また、手付金については最小限度額を入れるようにしましょう。マンションが完成して部屋を見たときに問題があればキャンセルすることができますが、この手付金は返ってきません。これは大きな落とし穴になりますのでしっかり対処するようにしましょう。
見られないからこそとことんチェック!
新築マンションは完成までに部屋を完売させるために建築中から販売を開始することがほとんどです。しかし実際の部屋を見てから購入することにこだわると、売れ残った部屋しか購入できないこととなります。
マンションを買うなら、角部屋や上層階の部屋に住みたいと思うのは誰でも同じです。そのためには建築中の段階で早めに契約をするしかありません。
そうは言っても自分の部屋を見ないまま購入するのは相当な勇気が必要です。その不安を払拭するためにはモデルルームをとことんチェックし、聞くべきことはすべて営業マンに確認をして納得できない部分をすべて解消しておく必要があります。
完成した部屋に入った瞬間にあなたの新しい幸せな時間がスタートします。その日のためにも今からできることをどんどん進めておきましょう!
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