
突然ですが、「新築住宅の引渡しを受けてから引っ越すまでの期間はどのくらいが最適なのかな?」と困っていませんか?
これらの悩みを元引越し業者のへのへのもへじが、全て解決します!
新築工事完了から引渡しまでの期間は2週間
新築住宅は工事が完了してから引渡しまでに約2週間の期間を設けます。まず最初にこの期間に何が行われているのかを知っておきましょう。
新築工事には2~4ヶ月かかるのが一般的です。これだけの長い期間をかけて建てた家には完成後にチェックすべき項目がたくさんあります。ハウスメーカーや建築会社では引渡し前に念入りなチェックを行っているのです。
- 基礎に問題はないか
- 壁や床に傷はないか
- 水回りの工事に問題はないか
- 屋根と外壁のひび割れや汚れはないか
- 電気設備に異常や漏電はないか
ハウスメーカーから「家は3/1に完成しますが、引渡しは3/14以降になります」と説明を受けたら、これだけの項目をチェックする時間が必要なのだと認識しておきましょう。
家には色々な材料が使われ、様々な設備が導入されています。1つでも問題があれば住むのにふさわしい住宅とは言えません。引渡しまでの期間はとても重要なものなんですね。
引渡しの際に自分の目でもチェックする
ハウスメーカー側のチェックが終わると、晴れて引渡しの日がやってきます。ハウスメーカーの担当者立会のもとで家中をチェックしますので、気になるところがないか自分の目でよく確認をしましょう。
- 注文した通りに建築されているか
- 建具はスムーズに開閉するか、取り付けは雑でないか
- 壁、床、天井に傷やヘコミはないか
- 電気、水道、ガスは問題ないか、設備は正しく動くか
- 外壁や外構に傷や汚れはないか
これらをくまなくチェックし、問題がなければ引渡しを受けましょう。もしどこか納得いかない場所や直しておいて欲しい部分があれば、引渡しの際にはっきりと伝えて補修をしてもらいます。
建てたばかりの家に対して細かい注文を出すのは気が引けるものです。しかし「何となく言いにくいから・・・」と我慢してしまえば、後々後悔することになります。家は高い買い物なので自分の意見をしっかり主張するようにしましょう。
引渡しから2週間以上経ってから引っ越すのが最適
無事に引渡しを受けると、すぐにでも引越しをして新しい家で生活をしたくなりますよね。しかし建てたばかりの家は何かと不安定な部分が多いので、引渡しから2週間以上経過してから引っ越したほうが良いとされています。
建築の際に建材に使用した接着剤などの揮発性物質の水分が十分に発散されていないまま住むと、建材は人間が発生させる湿気や冷暖房の温度に馴染むことができず、壁材や床材が早く傷んでしまうため
これを知らずに引渡し後にすぐ引越しをした人は、こんなクレームを付けることがあります。「まだ家を建てて数ヵ月なのに壁材が剥がれてきたし、床も浮いてきた感じがする!欠陥住宅じゃないの?」
しかしこれは欠陥ではなく、家に関する知識がないまま住み始めてしまったその人に過失があるのです。
家の材料として使われている木材は天然の素材です。森の中で長年生きてきた木は自然環境の湿気や湿度に慣れており、建材として生まれ変わったとしてもすぐにその場所の環境に慣れることができないのです。
壁材や床材は家が完成してからも湿度を吸収し温度に慣れながら伸び縮みをします。この状態を経てやっと安定するのが「2週間」と言われているのです。
住む前にこの2週間を設けておくだけで建材の痛みがかなり変わってくると言われていますので、引越しスケジュールを調整してでも2週間以上の期間を開けるようにしましょう。
家に関して知るべき知識はたくさんある
家を建てようと思い立った時から引渡しまでの間に誰もが色々なことを調べると思いますが、十分にリサーチしてもまだまだ知り得ない様々な事実があるんですね。
引渡しに関しても2週間以上あけたほうが良いと知っている人はほとんどいないはずです。住宅に関する専門家でない限りはなかなかここまで知らないのは当然ですよね。
しかし、家は一生で一番高い買い物!この先ずっとあなたと家族が住んでいく城なのです。少しでも後悔しないように家を建てるには、十分すぎるほどの知識をつけておくことが必要です。
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