
突然ですが、あなたは引越し見積もりを予定したとき「ダブルブッキング」に不安を感じていませんか?
- 「同時に訪問見積もりってできるの?」
- 「一度にお願いするなら何社が限界?」
- 「ダブルブッキングはどんなことに注意?」
これらの悩みを、元引越し業者のへのへのもへじが、すべて解決します!
同時にできる?何社まで可能?

訪問見積もりには時間もかかるため、できるだけ効率的にやりたいところ。
ここでは、
- 同時見積もりは可能か
- その際の最大業者数
についてご紹介します。
一緒に訪問見積もりは「できる」
複数の業者を同じ時間に呼び、一緒に見積もりをしてもらうのは実は「可能」なんです!
複数の業者の見積もりを比較するのは、引越し費用を安く抑えるために必須のテクニックです。しかし、訪問見積もりでは、日程を調整しているうちに複数の業者が同じ日に重なってしまうこともあります。
引越し業者としては、訪問見積もりのダブルブッキングは問題はありません。ただし、同時に訪問見積もりを行うのはメリットもありますが、当然デメリットもあります。
見積もりダブルブッキングのメリット
訪問見積もりのダブルブッキングやバッティングとは業者側からしてみれば、他の業者から契約を勝ち取るための直接対決のようなものです。そのため、
- 時間を効率的に使える
- 他社を意識したより良い提案が出る
というメリットがあります。
見積もりダブルブッキングのデメリット
複数の業者が来るということは、一斉に各社の説明を受けるということでもあります。そのため、
- どの業者の説明かわからなくなる
- 業者を待たせるため気を遣う
- その場での冷静な判断がしにくくなる
というデメリットがあります。
訪問見積もりは一度に何社が限度?
同時に来る業者は何社でもOKですがデメリットをできるだけ回避するには2社が限度です。
引越し業者としてはブッキングするのは問題ないため、何社呼ぼうと構いません。しかし、各社の情報や値引き交渉、担当営業同士のトラブルの可能性などを考えると、ブッキングするのは一度に2社が限度なのです。
この2社は同時刻の見積もりの場合の限度であって、時間をずらせば1日に3社以上の見積もりを取ることができます。
ダブルブッキングの注意点は?

ダブルブッキングはよくあることですが、最低限のマナーは必要です。
ここでは、ダブルブッキングでの注意点についてご紹介します。
他の業者も一緒になる旨を伝える
基本的には他社がいないと考えてくるため、それぞれ他の業者も一緒になることを事前に伝えておきましょう。
ダブルブッキングになる場合、どちらの業者にも当日は他社の見積もりも同時にあることを必ず伝えてください。これには、
- 業者に対する礼儀やマナー
- 他社との競争準備を業者に促す
という2つの意味があります。
ダブルブッキングではなく当日に続けて見積もりをすることもありますが、その場合も担当者が顔を合わせる可能性があるならば伝えておきましょう。
料金相場などを事前に調べておく
複数の業者がいる場合はじっくりとした値引き交渉は難しいです。だからこそ事前に相場などを知っておきましょう。
2社同時に見積もりをする場合、じっくりと話を聞きながら値引き交渉を行うことは難しいです。そのため、
- 引越し料金の相場
- 引越し時期の混雑状況
などおおまかな知識はあらかじめ調べておくことをオススメします。自分の中に基準となる情報があることで、その場に流されずに確認・判断ができるようになります。
どの業者の説明かしっかりと記録
2社といえど業者による特徴やサービスは違うものなので、どの業者が言っていたのかはしっかり記録しておきましょう。
業者によってサービス内容・料金体系・特典や割引は大きく異なります。同時に説明を受けるなら、メモをしながらでも必ず内容を記録しておきましょう。引越し業者から資料をもらえた場合はそれもとっておきます。
どの業者にするのか判断するためにも必要ですし、後から「言った・言わない」のトラブルを起こさないためにも必要なことです。
できる限りその場での即決しない
即決を求められても冷静な判断は難しいため、できる限りその場で即決せずに、後から判断するのが懸命です。
ダブルブッキングすると、必ずと言っていいほど即決を求められます。2社から説明を受け、さらに急かされている状態では冷静に判断するのは難しいです。即決したい!と感じた場合は、もちろん即決してしまって構いません。
ダブルブッキングした業者以外にも別の見積もりを取っている場合もあるため、即決したくない場合は、初めにこの場で契約しない意思表示をしておきましょう。
業者同士に値引き合戦をさせない
業者同士に値引き合戦をあえてさせるのはNGです!最悪、契約を拒否される場合もあります。
他社が来る場合、担当営業は他社よりも優位になる提案を持ってくることが多いですし、その場で勝手に値引き合戦を始めることもあります。これらは問題ありませんが、あえて値引き合戦をさせるように仕向けるのは絶対にいけません!
これはマナー違反にあたり、営業たちは示し合わせて相場の数倍にあたる高額な料金を提示してきたり、最悪の場合は契約自体を拒否することもあります。
最後にまとめ

いかがでしたか?
ダブルブッキングは時間を効率的に使える良い方法ですが、マナーを守らないと相手にも自分にもデメリットばかりです。
ぜひルールをしっかりと守った上で効率的な見積もりを行ってくださいね。
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