
突然ですが、あなたは引越しを予定したとき「訪問見積もり」に不安を感じていませんか?
- 「事前にやっておくべきことってあるの?」
- 「営業さんにお茶とか買わなきゃダメ?」
- 「優位に進めるポイントとかある?」
これらの悩みを、元引越し業者のへのへのもへじが、全て解決します!
見積もり前にやるべきコトは?

営業が来る前にやっておくことで訪問見積もりをスムーズに、そして上手に進めるコツがあります。
引越し料金の相場は事前に確認を!
訪問見積もりの前に「料金相場」を知っておくと、提示された料金がオトクかどうか比較するのが簡単になります。
引越し料金は業者によっても違いますし、同じ業者でも荷物量や移動距離、そして時期によっても全然違ってきます。それでも「相場」はあるため、今回の引越しの条件に合う相場を事前に確認しておくと提示金額との比較がしやすいです。
見積もりは1社だけでは不十分!
引越し業界は競争!オトクに引越すなら見積もりは2~3社にお願いするのがオススメです。
引越し業界の現状は限られた顧客の獲得合戦。自社の契約にするために、いろいろな手段で獲得を狙っています。一番効果的な手段が「他社よりも安い価格」にすることです。
だからこそ見積もりは1社だけでなく、2社以上からもらうのがオススメです。時間に余裕がない場合は、同時に複数の業者を呼んでも大丈夫です。しかし、その場合は複数の業者が来る旨を全ての業者に伝えておきましょう。
引越しの内容はできるだけ正確に!
引越しに関する内容は正確にすればするほど、見積もりの精度が高まります。未定なところはその旨を伝えて相談しましょう。
訪問見積もりで営業が確認したいのが、
- 引越しする荷物の数やサイズ
- 引越しする日時
- 引越し先の住所
- 引越し先の環境や状況
です。これらが全て決まってから見積もりするのがベストです。しかし、どうしても未定のまま見積もりをせざるを得ない場合もあります。その場合はその旨を営業に伝えて相談しておきましょう。見積もりが変動する可能性もありますが、どれくらいの変動になるかも相談次第で事前に予測ができます。
部屋はできる限りキレイにしよう
部屋が散らかっていても全く問題はありませんが、見積もりを見誤る懸念があるため、できるだけ片付けておきましょう。
ピカピカにする必要は全くありません。営業はいろいろなお宅で見積もりをしているため、多少散らかっていても見慣れているものです。
だからといって、そこらにモノが散乱していると、荷物の総量を見誤る可能性があります。最悪の場合、引越し料金が上がってしまったり、引越し荷物が入らないことになりかねません。そうならないようにキレイにしておきましょう。
見積もり開始!流れとポイント

訪問見積もりは1時間程度で終了します。あまり気を使わずに気軽に話をしてください。
訪問見積もりの流れと所要時間は?
訪問見積もりはその場で見積書の作成と説明まで行います。営業にもよりますが30分~1時間程度の時間が必要です。
当日の大まかな流れはこんな感じです。
- 挨拶
- 屋内外の荷物の確認
- 説明・料金の確認
- 見積書の提示
時間は確認する荷物の量や説明の内容によって差がありますが、単身程度なら30分ほど、家族なら1時間前後は見込んでおきましょう。
丁重な気遣いは不要!できる限りで
お茶などの気遣いは基本なくても大丈夫です。ただ、そのような気遣いをいただけると営業は嬉しいものです。
営業は訪問見積もりに来ているため、あくまでも仕事中です。そのため、お茶やお菓子といった気遣いは必要ありません。
ただし、営業といえど人間です。猛暑の中の冷えた麦茶、極寒の中のホットコーヒーはかなり嬉しくなります。見積もりに好影響を与えることはありませんが、無理のない可能な範囲で気遣いがいいでしょう。
上手く進めるためのポイント!

営業は基本的に猛プッシュして契約を取ってきます。即決できる状態でなければ毅然と対応しましょう。
料金の確認や値引き交渉は最後に
見積もりで一番気になるのが「料金」ですが、開口一番最初に聞くのはNG!交渉も合わせて最後に行います。
引越し料金は荷物量だけで決まるものではなく、移動距離や引越し日時などによっても変動するため、全てを確認してからでないと料金を出すことができません。
実は料金のことに執着され過ぎて、業者側が手を引いてしまうケースもあるんです。一番気になるものですが、最後に料金の確認を行い、その上で値引きができるかどうか交渉していきましょう。
値引き交渉してもその場の契約は…
値引き交渉で一番強いのが「他社の方が安い」です。そのため値引き交渉はしても、より安くしたいなら、その場の契約は控えましょう。
上述した通り、オトクに引越すなら2~3社の見積もりを取るのがオススメです。しかし、業者側は今すぐ契約を取りたい!と思うもの。あの手この手で即決するようプッシュしてきます。
2社目・3社目の見積もりならば、他社の見積もりを出し、その場で値引き交渉し、即決するのもアリです。しかし、1社目の場合はその場で契約するのは避けるべきです。
ダンボールは契約まで受け取らない
ダンボールは「ご成約プレゼント」になる!契約しなければ返却する手間が発生します。
見積もり時にダンボールを持参する営業が多いですが、それは「キャンセル防止」のため。多くの引越し業者が提供するダンボールは「ご成約プレゼント」にあたります。そのため、契約しないで受け取れば、返却や買い取りという手間が発生します。
その場で即決しない限り、ダンボールは受け取らない方がいいです。特に1社目の見積もりはダンボールを置いていかれないように気を付けましょう。
最後にまとめ

訪問見積もりは、気負うことなく気軽に営業と接していただきたいものですが、ある程度の情報を知っておかないと営業の言いなりになってしまいます。ぜひポイントを抑えて、効率的かつ上手く進めてください。
それでは一緒に「猛プッシュする営業への対抗策」もぜひチェックを!
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