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突然ですが、新築に引越しをする際に神棚をどう設置すればいいか困っていませんか?

  • 新居に神棚は必要?
  • 神棚はどこで買えるの?
  • 神棚と一緒に何を揃えればいいの?
  • 新築の家にいつ神棚を設置すればいい?
  • 神棚はどこに設置するのが正しいの?
  • 今の家にある神棚を移設する際には何に気をつければいい?
  • 古い神棚を処分する時はどうすればいいの?

これらの悩みを元引越し業者のへのへのもへじが、全て解決します!

新居に神棚は必要?

神棚を新居に設置するかどうかはあなたの気持ち次第です。新居に神様をお迎えして毎日お供え物をしてお祈りしたいのかどうか?ここをよく考えて設置を決めるべきです。

新居に神棚を設置しなければいけないという決まりはない

新居を購入するとなんとなく神棚を設置したほうがいいのかな?と不安になります。しかし神棚を設置しなければいけないという決まりはないので、自分が神様に対してどう接していきたいかをよく考えて設置を決めれば良いのです。

新居に引越すこの機会に神様をお招きして毎日お祈りしたいと考えるなら、ぜひ神棚を設置してみましょう。ただしこの場合は毎日お水とお米とお塩のお供え物を欠かさない心構えも必要です。

神棚のお世話ができそうにもないという方は無理に神棚を設置せず、定期的に神社にお参りして神様に感謝の気持ちを伝えるだけでも十分と言われています。

自分のライフスタイルに合わせて神棚を設置するかどうかを決めてみましょう。

宗教によっては神棚設置は不要

特別に信仰している宗教がある場合は神棚設置が適さない場合があります。まずキリスト教の方は設置すべきではないでしょう。仏教の方は迷うと思いますが、神道としての意味では神棚がなくても良いと言われています。

その他の宗教の方は、神棚をどうすればよいかを信仰する宗教の本部に問い合せてみると良いでしょう。神棚は安易な気持ちで設置するのではなく、きちんと下調べをしてから設置して正しく神様を祀る必要があります。

神棚はどこで買えるの?

神棚は神具店で購入することができます。最近ではオンラインショッピングも普及しているので近くに店舗がなくても購入が可能です。

神棚は神具専門店で購入するのがベスト

神棚は神具を専門に扱うお店で購入するのが良いでしょう。直接店舗に行くことができれば、神棚に関する質問をしながら購入することができますし、何と何を買えば良いのかについても詳しく教えてもらうことができます。

しかし、地域によっては神具店が近くにないこともあります。その場合は神具店のオンラインショッピングを利用すると良いでしょう。このようなサイトには神具に関するQ&Aも詳しく掲載されているので、購入前の疑問を解決することも可能です。

ホームセンターでも購入可能

ホームセンターに行くと神棚や神具を売るコーナーがあります。こちらで神棚を購入しても問題ありません。

「ホームセンターの神棚で大丈夫なのかな?」と心配する方もいると思いますが、「神棚は神棚」なので全く問題はないと言われています。

但し、神棚の材質はしっかりチェックしておきましょう。中国製や台湾製の神棚は安い材木を使っていることが有り、使っているうちに変形する可能性もあります。また、造りが雑なものもありますので、よく見てから購入するようにしましょう。

神棚と一緒に何を揃えればいいの?

https://twitter.com/BimDrone/status/814845398703480832

神棚には神鏡や榊立てなどの神具天照大御神様や氏神様の御札を祀り、お水、お米、お塩を毎日お供えします。

神棚設置に必要な神具

神棚設置に必要な神具一式は以下のとおりです。

  • 神鏡
  • 神酒壺2本
  • 水玉
  • 榊立て
  • かわらけ(お米、お塩を入れる皿)などが必要です。

神棚はそれぞれ大きさが異なりますので、神具を選ぶときは神棚のサイズをよく確認する必要があります。神具店では、神棚と神具をセット販売もしていますので、そちらを購入すればちょうどいいサイズの必要なものが全て揃うでしょう。

神棚に祀る御札

神棚には一社のもの(御札を祀る部分が1枚分のスペース)と三社(御札を祀る部分が3枚分のスペース)のものがありますが、どちらを選んでも御札の祀り方は基本的に同じです。

用意する御札は3枚です。

  • 天照大御神様の御札
  • 氏神様の御札
  • ご縁の深い神社の御札

新居の氏神様またはご縁の深い神社それぞれの御札を1枚ずつ購入し、どちらかの神社で天照大御神様のお札を購入しておきましょう。

一社の神棚には3枚の御札を重ねてお祀りします。一番手前に天照大御神様の御札、その下に氏神様の御札、一番下にご縁の深い神様の御札を重ねると決められています。

三社の神棚には、中央に天照大御神様の御札、右側に氏神様の御札、左側にご神縁の深い神社の御札をお祀りするのが決まりです。

お水、お米、お塩は毎日お供えする

神棚に神具と御札をお祭りしたら、お水、お米、お塩をかわらけに入れてお供えします。神棚を正面から見て左側からお水、お米、お塩の順にお供えするのが基本です。

お水、お米、お塩は毎日新しいものに交換してお供えをするのが礼儀です。忙しくてなかなか毎日のお供えができない場合でも、こまめにお供え物を新しくする心がけが必要です。

新築の家にいつ神棚を設置すればいい?

神棚の設置は家祓いの日が最適です。大安の日を選んで神主さんをお招きし、家祓いと神棚のお祓いを同時に受けるのが理想です。

設置前に神棚をお祓いしてもらう

神棚の設置する前に、神棚のお祓いについて知っておきましょう。神棚は設置前にお祓いをして清めておくのが礼儀です。

お祓いを受ける方法は2つあります。1つ目は新居近くの神社に神棚を持参してお祓いを受ける方法です。もう1つは神社から神主様を新居にお招きしてお祓いを受ける方法です。

どちらの方法でも問題はありませんが、新居に神主さんをお招きして家祓いを受ける場合は、神棚を設置する場所も一緒にお祓いをしてもらえます。また、設置場所に問題がないか?を神主さんに判断してもらうことも可能です。

もし新居の家祓いを予定しているなら、この日までに神棚を用意しておき、一緒にお祓いを受けるのがよいでしょう。家祓いと神棚のお祓いを別々にすれば、神主さんを2度もお招きしなければならないからです。

基本的に家祓いは引越し前に行うので、家が完成したら荷物を運び込む前に神主さんに依頼しましょう。

家祓いと神棚のお祓いを新居で受けると多少の費用がかりますが、できるだけ正しく丁寧に神棚を設置し、新居を清めたいならこの方法が最善です。

神棚の設置は大安がベスト

神棚の設置に最適なのは暦の上でも一番縁起が良いとされている大安です。大安に神棚を設置すれば新居での生活が縁起良くスタート出来ると考えられています。また、大安の日なら時間を選ばずに設置することが可能です。

しかしどうしても大安に神棚を設置できないこともあると思います。この場合は友引の正午以外の時間先勝の午前に神棚を設置しましょう。

友引は正午が凶、先勝は午後が凶なので、この時間を避けたほうが無難です。

祝い事には向いていない赤口や万事に対して悪いとされる仏滅は神棚設置に適していません。これらの日を避けて設置しましょう。

神棚はどこに設置するのが正しいの?

神棚は明るくて風通しの良い場所に設置し、南、南東、東向きに設置すると吉となるとされています。

明るくさわやかな場所に神棚を祀る

神様も私たちと同じように明るくてさわやかな場所を好みます。ですから神棚も同じような場所に設置するのが好ましいと言えます。

また、いつも賑やかで人が集まる場所が好ましいとされていますので、戸建でもマンションでもリビングやダイニングに神棚を設置すると良いでしょう。日当たりと風通しが良い場所を選んで設置してみましょう。

神棚は北西に置いて南向きにするのが大吉

神棚を祀る際には大吉、吉の置き場所と向きがあります。ベストなのは神棚を北西に置いて南向きに設置にする方法です。逆にどの場所においても北向きにするのは凶となります。

方位磁石を使って新居の方角を確認し、ベストな位置の目線より少し高い位置に神棚を設置しましょう。

その他にも神棚の置き場所と向きには吉や大吉の方角があります。下記を参考にしてみましょう。

置き場所 向き 運気
西 小吉
東南 北西
西 小吉
北西 東南
北西 大吉

汚れが発生する場所には決して設置しない

神棚の向きを気にすると、どうしても設置場所が限られてしまうことがあります。しかし、浴室や洗面所などの水回りが近い場所やキッチンなどは汚れが発生しやすい場所なので神棚設置には不向きです。

リビングやダイニングにどうしても神棚を設置できる壁面がない場合は、棚を置いたり吊り棚を使うことも検討してみましょう。工夫することで最適な置き場所が見つかるはずです。

上の階に部屋がある場合は神棚の上に「雲」と書いて貼る

リビングが一階だったりマンションの場合は、神棚を設置した場所の上を誰かが歩く可能性があります。これは神様にとってとても失礼にあたり、縁起も悪いですので以下の対応をしておきましょう。

まず、和紙に墨で「雲」と書きます。そしてその和紙を神棚の上の天井に貼り付けます。こうすることで「神棚の上は雲と空」とすることができ、誰かが歩いても影響がないものとできるのです。

神具店では雲の文字の木彫りも売られています。本来は神棚の上を人が歩くような場所を避けて設置したいものですが、日本の住環境からはなかなかこれを叶えることができません。そのための対策を正しく知っておきましょう。

今の家にある神棚を移設する際には何に気をつければいい?

前の家で使っていた神棚をそのまま使いたい場合は、引越し前に神主さんをお招きして神棚に宿る精を抜いてもらいます。新居に神棚を移設したら、今度は精を入れてもらいます。

何もせずに神棚を動かすのはタブー

まだ比較的新しい神棚を使っているとそのまま新居に移設したいと考えるものです。しかし、神棚には神様がいるのですから、何もせずに動かしてしまうのは問題があります。

そこで神主さんをお招きして神棚から精を抜いてもらうようにします。こうするとその神棚には神様が宿っていない状態になるので、普通の家具と同じように移動しても問題ないのです。

引越しが済んだら新居近くの神主さんをお呼びして神棚に精を入れてもらいましょう。これで新居の神棚にも神様が宿ってくれ、毎日手を合わせることで家族を守ってくれます。

引越しと同時に神棚を新調するのが理想

神棚に愛着があるとどうしても新居に移設したいものですが、新築の家に神棚を設置するなら新しい神棚を購入したほうが良いと言われています。

古い神棚でも新しい神棚でも、結局は神主さんをお招きしてお祓いをしてもらうわけですから、新しい家にふさわしいピカピカの神棚を用意したほうが気分良く使うことができます。

しかし、何かと費用がかさむ引越しの時期にはそこまでお金が回らないこともあります。その場合は移設して神棚を使っても問題はありません。

古い神棚を処分する時はどうすればいいの?

神棚の処分方法は、神棚を設置した際にお祓いを受けた神社の考え方によって異なります。基本的には「お焚き上げする」「祈祷して処分してもらう」という2つの方法があります。

どのように処分するかを神社に確認しましょう

引越しと同時に神棚を新調する場合は、古い神棚を処分しなければなりません。正しく神棚を処分するには、引っ越し前の家に神棚を設置した際にお祓いをしてもらった神社に処分方法を聞くのが良いでしょう。

お焚き上げをして処分する場合

神社から「お焚き上げをして処分してください」と指示されたら、御札をそれぞれの神社に返納し、神棚そのものはお焚き上げに出して処分してもらいます。

https://twitter.com/detroit_bot/status/815241565199175684

どの神社でもお焚き上げをするお守りや御札を集める場所がありますので、そちらに神棚を出してお賽銭箱にお金を入れ「今までお守りいただきありがとうございます」とお祈りします。

お焚き上げの場合は特別決まった費用はありません。お焚き上げのお賽銭は各自の気持ちですので、いくらでも構いません。ただし、御札返納の際に決まった料金を支払う神社もありますので窓口で確認しましょう。

祈祷して処分してもらう場合

神社で「祈祷してから神棚を処分してください」と指示された場合は、神棚を神社に持参して祈祷を申込みます。祈祷を受けた後にその神社で神棚をお焚き上げしてもらうことができます。

祈祷を申込しこんだら、祈祷費用を支払います。神社によっては神棚処分の費用が決まっているところもありますが、「お気持ちでお支払い下さい」と言われる神社もあります。費用の相場は3000円~10000円前後です。

神棚を正しく扱うことがとても大切

やっとの思いで購入した新居へ引っ越す際には正しい扱い方で神棚を設置したいと思いませんか?そのためには入念に下調べをし、神棚に関する知識をしっかりつけてから設置することがとても重要です。

神棚は神様が宿る場所であり、とても神聖なものとして大切に扱う必要があります。あまり知識のない状態で間違った設置や処分をしてしまえば、神様に対してとても失礼となります。

神棚を設置して神様を新居に正しくお招きできれば、家族の新しい生活もうまく回って行くはずです。毎日の幸せを感謝する気持ちを持って神様に手を合わせていれば、神様があなたや家族をしっかり守ってくれ、ささやかな幸せが舞い込んでくることでしょう。

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