
ネット口コミなどで名の知れていない引越業者から引越日当日の意味不明な追加料金で結局見積金額の倍を請求された…
などの書き込みがありますが、これはお客目線ですと気になるところですよね。
当日は役所関係や電気、ガス、水道の手続きなどで忙しいでしょうから引越のトラブルに時間を取られている場合ではありません!!
そこで当日の追加料金の回避策をまとめてみました。
横持??
引越し日当日に横持料金?を取られた。
これは引越あるあるです、横持料金とは荷物を積んでいるトラックが家の前まで入って来られなかった場合に、
トラックから家まで手足を使って作業員さんが運ぶ距離の事を言います。
その距離が長ければ長い程、横持料金がかかる可能性があります。
横持の距離が長ければ作業時間がそれだけかかります、引越業者としても作業員に給料を払わなければいけませんので、
高額な横持料金がかかる業者も少なくありません。
また、作業員さんのテンションも勿論下がります、物損事故や思わぬトラブルが起きる可能性もあります。
引越業者の中には作業員が当日追加を取ってきた金額に歩合を付ける業者もいるみたいですので、通常¥3,000で済むはずが「¥5,000です」なんて言われる事もあります。
作業員さんの中には「やってられないからのんびりやって残業代稼いで歩合も稼ごう」なんて事もあります。
これは注意が必要です。
引越先を見に行くことなんて不動産屋さんに案内してもらった時位だと思いますので、よほど道が狭くないと覚えていませんよね。
引越しの訪問見積りのときに、「これ以上に追加で費用がかかることは一切ないですよね?」と確認しましょう。
横持料金の当日・追加請求を防げる方法が!!
最近は広く認識されてきているので知っている方も多くいると思いますが。
Google Mapの登場です。
引越業者に見積もりを取る前に一度Google Mapで道幅の確認をしてみて下さい。
普通乗用車が入れば、だいたい単身パックである2tショート車(畳3畳分のトラック)が入れます。
家族引越しで多く使われ4t車だと狭い路地だと、トラックが入ることが難しいです。
自身で判断できない場合は見積時に担当者にも必ず確認をしてもらえれば確実に防げます!
ダンボール梱包の追加料金
当日までにダンボールの箱詰め(梱包)が間に合わない!なんて事もありますよね
これは基本的にお客さんの問題なので仕方がない追加料金かもしれません、この追加料金は完全に防ぐ事は難しいと思いますが、減らす努力をしてみる価値はあります。
引越し屋は、あなたの作業がおわった後も、基本的に次のお客さんがいます。予定が決まっています。
これはダンボールの梱包が終わっていることを前提にスケジュールを組んでいるので、業者にとって梱包が終わっていないのは痛すぎるのです・・
回避策その①終わるまでまってもらう!!
引越業者によりますが梱包が終わるまで開始時間を待っていただく、
※もちろん待っていただく事で作業員さんの人件費がかかりますので料金がかかる業者もいます。
待つ事で料金がかかる概念がない引越業者もいるかもしれません。
この場合はよほど準備が出来ていない以外は追加料金が防げます。
回避策その②とにかく低姿勢で!!
作業員さんも人間ですので梱包を頑張っている姿を見せる事で「時間がなかっただろうからしょうがないか」と思ってもらい
追加料金の減額、もしくは追加料金なしに出来る事もあります。
当日の追加料金は作業員さんが会社に伝えて初めて金額の提示となります。
要するに作業員さんの判断が最も大切になります。
作業員さんに飲み物でも用意すると良いかもしれませんが飲み物などの差し入れの際もタイミングが大切です。
自身の梱包が終わっていないタイミングで渡されても「早く帰りたいから早く終わらせて」と思っています。
この場合の飲み物の差し入れは積込作業が終了したタイミングがベストでしょう!
是非やってみて下さい。
もちろん電話、もしくは訪問見積時にダンボール梱包が終わっていなかった場合の追加料金も必ず確認をしましょう!
最近流行りのイケヤ家具?!
最近低価格の家具屋さんが増えてきていますが、安い代わりに自身での組立が必要な家具が増えてきています。
実はこれには罠があります。
部屋の中で組立てたので気付かなかったが部屋から出そうとしたら間口が狭くて搬出が出なかった、なんて事もあります。
作業員さんの心の叫びは「見積時に言ってもらえれば」で間違いないと思います、大きな家具の寸法と間口の寸法は最低限図っておきましょう!
また自分で組み立てた家具(ベッドやワードローブなど)は分解しないと部屋から出せない物が大半です。
簡易的なベッドであれば分解組立サービスなんて業者さんがほとんどですが、最近は分解組立に時間がかかる物も増えてきています。
特にイケヤ家具は引越業者から敬遠されています。
引越業者によってはイケヤ家具用の分解組立専門のスタッフがいるところもあるみたいです。
見積時にあらかじめ確認をしないと「当日専門スタッフを今から手配しますので…」などで通常よりも高い追加料金が発生する可能性があります。
また、家具だけではなく冷蔵庫、洗濯機などの専用の置き場がある家電も確認が必要です!!
特に最近は新築戸建てで2階にキッチンがある建物が増えてきています、戸建てだけではなく1階が入口で玄関を開けたら階段、2階に住居スペース、いわゆるメゾネットタイプの建物も増えてきています。
冷蔵庫は重量がありますので間口、階段から入らなかった場合は専用のクレーン車を用意しなければいけません。
クレーン車は当日の手配はほぼ不可能だと思いますので、2.3日後、最悪の場合は1週間後に入れられます、なんて事もあるかもしれません。
これは絶対に防ぎたいですよね!!
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