
突然ですが、あなたは次の引越しを予定したとき「家賃」について不安になっていませんか?
- 「同じ広さで家賃を安くできないかな?」
- 「どんな情報があればいいんだろう?」
- 「どうしたら安くできるかな?」
これらの悩みを、元引越し業者のへのへのもへじが、全て解決します!
しっかりと「情報」を得よう
まずは確認したい!「家賃相場」
自分が引越したい地域の同タイプがどれくらいの家賃かを知ることで交渉の武器になります。
「家賃」を決めるのは「オーナー」
賃貸物件の家賃は誰が決めているのかというと「オーナー」が決めています。
家賃はエリアの家賃相場や物件の利便性、築年数やリフォーム度合いなどを考慮して決めています。しかしこの価格で行く!と決定できるのはオーナーです。家賃を上げることも下げることもオーナー次第で可能なのです。
引越しエリアの「家賃相場」は確認できる
オーナーが家賃を決める基本となる「家賃相場」はおおよそでも確認することができます。
家賃相場を確認できる大手サイトは、
SUUMO「全国の家賃相場・賃料相場情報」
HOME’S「賃料相場」
などがあります。
これらのサイトを使って、引越しするエリアの家賃相場を確認しておきましょう。相場よりも家賃が高い場合、高くなっているポイントはどこか、逆に低いならどんな点が低くしているのか確認できるため、物件探しで見るべきポイントも増えて厳選ができます。
実は今、「借り手有利」な時代
オーナー側が強いと思われがちですが、実は「借り手側が有利」なのです。
その大きな理由が「空室率」です。主な都市の賃貸用空室率を見てみると、
【主要都市の空室率】
札幌市中央区 22.8%
東京都目黒区 28.2%
大阪市住吉区 23.5%
名古屋市中区 22.3%
福岡市博多区 20.4%
引用:HOME’S「見える!賃貸経営」
となっています。周辺市区では10%台のところもありますが、20%前後の物件が現在も空室状態となっており、多い所では30%近くの空室率という市区もあります。
物件が空いている状態はオーナーに取ってもマイナスにしかならず、それならば「安くしてでも入居して欲しい」という気持ちが勝っている状態です。
入居・引越しのベストタイミング
家賃をより安くする「ベストなタイミング」があります。その時期に交渉すれば安くしやすくなるのです。
引越しには繁忙期・閑散期がありますが、家賃交渉には関係ないと思われがちです。しかし大いに関係しているのです。
家賃を安くするベストなタイミング、それは「4月~6月」です。
4月~6月は最も忙しい春の引越しシーズンを終えたばかりのタイミングです。その状況で空室であり、次の引越しシーズンである9・10月まで6ヶ月近くあるため、入居して欲しい気持ちが高い時期なのです。
1年を通した状況をまとめると、
家賃交渉 | シーズン状況 | |
---|---|---|
春 | ✕ | (1月~3月)一番の引越しシーズンで需要多 |
初夏 | ◎ | (4~6月)一番家賃交渉がしやすい |
夏 | △ | (7・8月)穴場だが、動く件数が少なく空きが少ない |
秋 | ✕ | (9・10月)転勤・結婚が多く、第二の引越しシーズン |
年末 | ✕ | (11・12月)春のハイシーズンまで貸し控えが多 |
となります。
いざ!少しでも安くする交渉術
不動産担当者と仲良くなろう!
物件を紹介した「不動産会社の担当者」といろいろなことが話せるようになると交渉も楽に進みます。
引越しを検討するとき、オーナーと直接やり取りするのは稀で、多くは「不動産会社」を仲介します。そしてオーナーと直接やり取りをするのはその担当者になるため、担当者と仲良くなっておくと交渉が楽になります。
直接オーナーに言うのは気が引ける場合も、担当者なら「ちょっとこの金額だと難しい…。もう少し安ければ…。」と言えることが多いです。そのためにも仲良く、言いやすい関係にしておくことが重要です。
また、交渉ももちろんですが、譲れない項目や譲れる項目など話ながら仲良くなっていけば、物件の紹介も希望に沿うものを選んでくれる率が高まります。
ただただ「家賃安くして」はNG!
家賃を安くして!だけはオーナーに失礼です。相手側が納得する材料を用意し、相手にもメリットがある交渉をしましょう。
家賃は安い方が良いのはもちろんです。しかし家賃は相場や住環境を考慮して決めたもので、オーナー采配で決められるからとただただお願いするのは相手に失礼ですし、入居を断られることも考えられます。
家賃交渉をするならば、まずはなぜ値下げを希望しているのかを伝えましょう。
- 周辺相場よりかなり高い
- ◯◯の設備が不十分
など、相手側が納得する材料を提示することで、家賃の値下げ交渉がしやすくなります。
また、相手にとっても安くすることでメリットがあると感じる条件を提示することも家賃交渉には有効です。
- 即入居を決める
- 長期契約する
など、条件が合う場合は提案してみましょう。
オーナーにとっては空いているよりも1ヶ月でも早く、そして長く入居してほしいもの。そのためこのような条件を合わせて伝えることで交渉しやすくなります。
月々の値下げ額は少なくてOK
家賃値下げ額は1~2,000円がほとんどです。大幅な額を期待すると失敗に終わることも…。
例えば、80,000円の家賃を交渉の末、78,000円になったとしましょう。この金額だけ見ると大して変わらないと感じる方も多いです。
しかし家賃交渉は月々いくらになるかより、トータルでいくら安くなるかに目を向ける必要があります。月に2,000円値引きされたら2年で48,000円も割引になります。
無理に4~5,000円の値引きを要求してしまうと、値引き自体失敗に終わってしまうことも少なくありません。元々値引きはなく2,000円安くなって儲け!という気持ちで望みましょう。
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