
突然ですた、あなたは引越しを予定したとき「荷物の少ない引越しをどうしたら安くできるか」と悩んでいませんか?
- 「どんな引越し方法があるんだろう?」
- 「どう引越ししたら安くなるのかな?」
- 「引越し方法によって、メリットやデメリットってあるの?」
これらの悩みを、元引越し業者のへのへのもへじが、全て解決します!
荷物が少ない引越し方法とは?
引越しプランはいくつもある
引越しプランはいろいろとありますが、特に荷物が少なければ、より選択肢が広がります。
引越しといえば、通常業者が来て、見積もりをもらって料金が決まるパターンですが、荷物が少ない引越しの場合、より簡単に手間なく引越しができるプランが登場しています。
荷物の少ない引越しで使える引越しプランとしては、
- 単身パック
- 宅配便
- 赤帽
- 自分で引越し
の4つのプランがお得に引越しができるものになります。もちろん通常の見積もりをもらうタイプの引越しも可能ですが、この4つのプランの方が料金は安くなるパターンが多いです。
より自分に合ったプランを選択して
引越しプランは様々あれど、自分に合ったプランを選びましょう。その方が無駄がない=安くなります。
上記4つのプランには、それぞれメリットもデメリットがあります。自分の引越しにぴったりと合ったプランを選べれば、無駄がないスマートな引越しが可能です。
しかし合っていないものを選んでしまえば、無駄な部分が多くなり、より高い料金を払わざるを得ません。メリット・デメリットを見て最適なものを選びましょう。そしてどうしてもこれらに合わない場合、通常の見積もりをもらうタイプの引越しを考えるのがいいです。
引越しプランごとのメリット・デメリット
【1】単身パック
単身パックは荷物量が少なめで、近~中距離の引越しに最適です。
単身パックとは、引越し会社が用意した専用ボックスに荷物を積み込んで引越しをするプランです。ボックスが決まっているため、金額も積載量も決まっています。
単身パックの大手「ヤマトホームコンビニエンス」プランを見てみると、
【単身引越サービス】
サイズ:1.04m×1.04m×1.70m
料金例:1ボックス12000円(税抜)~【miniタイプ】
サイズ:1.04m×1.04m×1.30m
料金:1ボックス11000円(税抜)~(※料金例は関東エリアで同一市区内、最大3割引適用の場合)
(※料金はエリアや時期などで変動します。詳しくはお店までお問合せ下さい。)
引用:ヤマトホームコンビニエンス「単身引越サービス」
となります。
単身パックのメリットは?
引越し料金は安く、家具・家電の引越しも一緒に行えます。
単身パックは専用ボックスを使っており、とても効率的に引越しができるプランです。そのため価格はかなり安くなっています。
また荷物が少ないと言っても、多少の家具や家電がある場合、ボックスに入るものであれば一緒に引越しができ、さらに金額に変動がないというのもこのプランのメリットの1つです。
単身パックのデメリットは?
荷物が入り切らなかったり、長距離だとかなり高値になる場合もあります。
単身パックの専用ボックスは高さがあまりありません。ヤマトホームコンビニエンスでも最大1.7mしかなく、例えばシングルベッドなど家具・家電によっては入らないモノが出てきます。
また料金は表示されていますが、「移動距離」によって料金は変動します。具体的な金額で見てみると、
【単身引越サービス】
- 札幌市~札幌市 9000円(税抜)
- 札幌市~東京都 33000円(税抜)
【miniタイプ】
- 札幌市~札幌市 8000円(税抜)
- 札幌市~東京都 30000円(税抜)
(※料金はエリアや時期などで変動します。詳しくはお店までお問合せ下さい。)
引用:ヤマトホームコンビニエンス「単身引越のお見積もり」
と3倍以上の金額差が出てきます。
【2】宅配便
ダンボール程度の荷物ならば、特に長距離の引越しに宅配便が使えます。
いつも使っている宅配便ですが、ダンボール程度の荷物ならば、引越しに使うことができます。宅配便はダンボールのサイズと配送先によって金額が変わってきます。
例えば「ゆうパック」ならば、
札幌市~札幌市
- 60サイズ・・・ 690円
- 140サイズ・・・1560円
札幌市~東京都
- 60サイズ・・・1070円
- 140サイズ・・・1720円
(※金額は変動する場合もあります。詳しくは郵便局までお問合せ下さい。)
引用:日本郵便「地域別の基本運賃表」
となり、140サイズのダンボールを15個郵送しても、
- 札幌市~札幌市・・・23400円
- 札幌市~東京都・・・25800円
と引越し業者に依頼する金額とあまり変わりません。
また、複数個割引をしている宅配業者も多く、上記の金額よりもよりお得になる場合もあります。
宅配便のメリットは?
長距離の配送ならば、引越し業者よりも安く済みます。
上述の単身パックの金額と宅配便の金額を比べて見ると、
札幌市~札幌市は「単身パック」が、札幌市~東京都は「宅配便」が安くなっています。
もちろんダンボールの数によって宅配便の金額は変わってきますが、上述のヤマトホームコンビニエンスの単身パックなら、1つのボックスに入る140サイズのダンボールの数は最大16個程度になるため、単身パックより宅配便の方が安いことになります。
宅配便のデメリットは?
荷物量がかなり限られてしまいます。
この方法の最大のデメリットはダンボールに入る荷物しか運送できない点です。
宅配便での取り扱いは基本3辺の長さが160cmや170cm以内となっており、これ以上になると別サービスになりより高くなってきます。
そのため家具・家電はもちろん、カラーボックスなどの運送も難しいです。ダンボールで送れる身の回りのものだけで引越しする場合にのみ使える方法になります。
【3】赤帽
近距離で家具・家電がある引越しならば「赤帽」はかなりお得です。
赤い軽トラックと言えば誰もが見たことのある「赤帽」は全国にいる個人事業主が集まった協同組合です。
どれくれいの料金かというと、
作業2時間以内・移動20km以内の場合
ドライバー1人付き・・・11880円
(※北海道地区の参考価格です)
(※エリアや距離などで金額は変動します。詳しくはお店までお問合せ下さい)
引用:引越し・配送は赤帽へ「料金案内」
条件により異なりますが、目安の金額はこれくらいになります。
赤帽のメリットは?
軽トラで運ぶため、家具・家電が合っても引越しできます。
赤帽を使うメリットとしては、大型の荷物も運べるところです。荷物が少ないと行っても、中にベッドや自転車などが含まれていた場合、単身パックや宅配便での引越しは難しいです。しかし赤帽ならばこれらが含まれていても対応が可能です。
赤帽で使われているトラックは、
【荷台の大きさ】
トラック:194cm×141cm
パネルバン:191.5cm×132cm
引用:引越し・配送は赤帽へ「赤帽車とは」
となっています。
赤帽のデメリットは?
荷物が少ない場合はより割高に、そして長距離の移動は難しいです。
しかし家具・家電がほぼない引越しの場合、軽トラでも余裕が出過ぎてしまい、より割高になることもあります。
また軽トラのため、近隣市町村への引越し程度には対応できますが、特に高速道路を使うような長距離の引越しには不向きです。
【4】自分で引越し
自分で引越しするならば、近距離×荷物がかなり少ない場合に限定しましょう。
荷物が少ない場合、自分で引越しをしたほうが安上がりでは?と感じますが、かなり限定的です。
自分で引越しをする場合、
- レンタカーなどを使って車の確保
- 家族や友人など人手の確保
が重要になります。
レンタカーでライトバンや軽トラックをレンタルしても、1日10000円程度のレンタル代はかかりますし、友人にお願いしたら謝礼なども考えなければなりません。
これらを考えると、自分で引越しをするのは上記3プランよりもずっと割高になります。自分での引越しは業者を頼んだ後に補助的に使うようにしましょう。
より引越し料金を安くするために
繁忙期・土日の引越しは避けて
宅配便を除き、業者に依頼するならば割高になる期間は避ける方がいいです。
宅配便は料金が変動する期間がないためこの限りではありませんが、引越し業者を使う場合、引越しの依頼が増えてしまう「繁忙期」や「土・日」の依頼は避ける方がいいでしょう。
繁忙期と言われるシーズンは、主に3・4月になります。業者によっては5月のGWが終わるころまで依頼が多く、料金が割高になります。
しっかりと見積もりを取って
安く引越しをするならば、複数の業者から見積をとりましょう。
上記3プランのメリット・デメリットや荷物量、そしてだいたいの相場額はご紹介しましたが、やはり運ぶ荷物や移動距離によって料金は変動していきます。
特に家具や家電がある場合や長距離の場合、単身パックで引越しが可能かどうか、赤帽に依頼したら料金がどれくらい上がるかは見積もり次第になります。
荷物が少ない場合でも、引越し業者各社から見積もりをもらうことで、より自分の引越しに合って、より安い業者を選ぶことができます。
まとめ
荷物の多少や距離で選ぶべき引越し業者は違ってきます。
気をつけるべきは「荷物量(家電があるかないかなど)」と「移動距離」です。どの状況でも対応できる場合もありますが、より安く無駄なく引越しをするならば、最適なプランを選ぶ必要があります。
様々なプランを組み合わせることもできるため、荷物量と距離に合わせて、ベストなプランを選んでください。
■荷物量小×短距離
・単身パック
■荷物量小×長距離
・宅急便
■荷物量中×短距離
・赤帽
■荷物量中×長距離
・一般的な見積もりプラン
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