
引越し費用が大きく左右される一つのポイントに、
「引越し業者が忙しいか?それとも暇か?」
が挙げられます。
忙しい時期に引越しを依頼すると料金が高くなり、逆に業者が暇な時期に依頼すると料金が安くなります。
そこで今回は1月~12月まである1年の内、どの月が忙しかったり暇だったりするのかを理由付きでご説明していきたいと思います!
どの月に引越しをするか、調整することで最大で半額以下になるケースもあるのでぜひ参考にして下さい!
1月~12月まで、月別で引越し業者の繁忙状況を徹底解説!
まず始めにですが、
引越し料金が最も高くなるのが3月、逆に最も安くなるのが6月になります!
この3月と6月を引越し料金の最高値・最安値の基準として見て頂ければ分かり易いかと思います。
それでは月ごとの忙しさや料金について1月から順にご紹介しましょう!
1月の引越し繁忙状況
年始に当たる1月では引越し業者が暇になり、料金が安くなる傾向にあります。
目安としては通常価格の30%off辺りでの引越しが可能なのでお得ですね!
理由としては「年始から引越しをする人が少ない・アルバイトが集まりにくく人件費が掛からない」の2点が挙げられます。
まず単純に年始の忙しい時期、親戚へのご挨拶周りなどで予定が詰まるのは1月なので引越しの依頼が減ります。
そして引越しアルバイトは基本単発が多く学生が多くを占めるため、年末の冬休みに稼いで年始からはバイトが集まらず人件費も掛かりにくいのですね。
またアルバイトが少ないという事は正社員の方を中心に作業を請け負うため、引越しの質も高めになります!
※ただし1日~3日の間は料金が割高となるためお勧めはできません。
2月の引越し繁忙状況
1月に続き、2月でも引越し業者は手が空いている閑散期に当たりますね。
料金の値引き目安は約20%~30%offにまでなる事も。
この時期も引越し依頼が少ないのと、引越しのタイミングになる転勤や入学が重ならないのが大きいですね。
ただし1つ注意するポイントが。
それは「下旬、特に最後の週の休日辺りから引越し業者が忙しくなる傾向にある」部分になります。
後程ご説明しますが、3月~4月は1年の内で最も引越し依頼が多くなり業者は大忙しです。
大体2月の後半頃から早い学校だと卒業⇒引越し準備と進んでいくため依頼が集まり始めて業者は忙しくなり、引越し料金も高くなっていきます。
2月でお得に引越しするなら上旬~中旬頃に済ませて、下旬は避けた方がいいですね。
3月の引越し繁忙状況
3月になると引越し業者は刈り入れ時で、最も引越し料金が高くなる月となります!
通常時の価格に比べると倍以上の料金が掛かることはザラで、通常相場の3倍近くにまで料金が跳ね上がります!
これは3月になるとほぼ全ての高校・大学は卒業となり高校生は一人暮らしへの引越しを、大学生は就職に合わせて引越しを行うため上旬~下旬まで大量の依頼が業者にやって来るためです。
なので業者は大忙し、値下げをして依頼を取る必要も無くなるため料金がグッと上がるのですね。
可能な方は3月中に引越すのはなるべく避けると良いでしょう。
4月の引越し繁忙状況
4月では3月に続いて引越し依頼が入っている場合が多くあり、12ある月の中では3月の次に料金が高い月と言われています。
引越し費用も3月並みの料金が掛かる事がほとんどです。
なお「どうしても4月中に引越しを済ましておきたい!」という方は上旬~中旬は避け、下旬まで引越し日をずらす事をお勧めします。
というのも繁盛期にあたる3月~4月は入学や転職で引越すので、殆どの場合は4月の上旬に終了します。
よって4月は下旬辺りを狙って引越すことでお得な引越しができるのですね。
5月の引越し繁忙状況
5月は余り引越し依頼が少なく比較的業者が暇な時期になりますが、なるべく上旬は避けましょう!
というのもゴールデンウィークという大型連休があるためです。
引越し業界全体を通してみると、大型の連休がある時期は依頼が多く料金が高くなり易いためです。
普段は仕事の都合でなかなか引越しが出来ない方たちも、大型連休を狙って引越します。
5月の引越しではゴールデンウィークを避けた方が安く済みますね。
6月の引越し繁忙状況
閑散期+梅雨のダブルパンチで最も引越し業者が暇になるのが6月です!
通常価格の半額程度で引越しを請け負ってくれる業者も出てくるほどに安くなりますね。
大型の連休や引越しを伴うイベントもない、また梅雨に当たるため家具家電の湿気やカビを嫌がり引越しをする方がかなり減ります。
6月は上旬~下旬までを通しても料金が安いので費用重視で引越すのなら6月がお勧めですね!
7月の引越し繁忙状況
引越しの繁盛記である3月~4月の次に引越し業者が忙しくなるのが7月~8月になります。
ただ7月20日辺りまでなら20%~30%off程度は安くなりますね。
料金が変わる分け目ですが、夏休みに入るタイミングになります。
学校行事が終わり夏休みに入れば引越し準備も容易に進められますので、そのタイミングを狙って引越す方が多くなります。
また真冬の寒さを耐えながら作業する必要がある12月~2月に比べても動きやすくて適しています。
つまり7月でお得に引越すなら上旬~中旬まで、下旬を避けると良いわけですね。
8月の引越し繁忙状況
8月の業者の繁忙状況は7月でも述べました通り、夏休みが重なってかなり忙しい時期となります。
特にお盆休みは会社も休みとなるため引越しが殺到し、料金がさらに高くなる恐れがありますね。
上旬~下旬を通して料金が高く、通常時の倍近くにもなってくる月ですので8月の引越しをする方はなるべく予算を多めに検討しておく必要があるでしょう。
9月の引越し繁忙状況
9月に入ると上旬~中旬辺りまで一時的に業者が暇になる時期ですね。
夏休みが終わり、引越しシーズンも過ぎて料金も10%~20%off辺りを見込むことができます。
ただし中旬~下旬にかけての引越しは少し注意が必要です。
というのも会社の転勤と時期が被ってしまい、引越し業者は再び忙しくなってしまうからです。
転勤は9月中頃~10月中頃までの期間に集中してきますので、タイミングを被せてしまうと通常時の1.5倍程度の料金が掛かってしまいます、、、
9月の引越しは上旬の内が安く、無難に済ますことができますね!
10月の引越し繁忙状況
10月は先ほど述べた通り、転勤が伴う上旬~中旬頃は避けた方が良いでしょう。
なるべく引越しを下旬までずらす事ができれば20%off程度の割引も期待できます!
また10月も下旬に入れば寒くなり引越しシーズンも終わるため閑散期に入りますので、引越し業者も依頼が少なく暇になっていきます。
10月の引越はなるべく下旬まで待ってから引越すとお得に済ませられますね。
11月の引越し繁忙状況
11月は業者が閑散期に入るため比較的料金が安く抑えられます。
目安としては30%off辺りにまで下がります。
理由としては「入学や転勤がなく、10月に引越しが集中している」といったものが挙げられます。
10月上旬辺りまでは転勤の引越しに対応を追われ忙しいのに対し、11月は一気に依頼が下がります。
また大型の連休も重なっておらず、お子様がいらっしゃる方だと学校行事も重なり安いため引越し作業をする時間の確保自体が難しくなります。
なので11月の引越しは安くなる、という訳ですね。
12月の引越し繁忙状況
12月は前半と後半、どちらの時期に引越すかで料金が変わってくる月です。
前半に引越しを依頼したら20%off程度、後半に引越しを依頼した場合は10%~20%on程度となり結構な差が生まれます。
理由としては、前半だと「11月同様に引越しを伴うイベントが少ないため安い」、後半だと「学校の冬休みと重なり引越し依頼が集中するため高くなる」といった内容になります。
前半では11月のように引越し業者は閑散期のままになりますのでお得な引越しが可能です!
逆に後半に入るとお子様がいらっしゃる方だと学校の冬休みと被るため、これを機に引越しをする方が多いのですね。
なので12月に引越しをするなら、学校の冬休みが始まる前の上旬辺りに依頼すると安く済ませられます。
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