
突然ですが、あなたは
・家具(だけ)の引越しを安く済ませたい
・どこに頼めばいいかわからない
・引越し業者や便利屋などでどんな違いがあるの?
といった不安や疑問はありませんか?
これらの悩みを、元引越し業者のへのへのもへじが、すべて解決します!
家具の引越し料金の相場は?
家具の引越し料金はほとんどの場合大きさによって決まります。
業者によっても異なるために一概には言えませんが、目安としては以下のような価格になります。
タンス:1.5万〜2万円程度
テーブル(リビングテーブル・ダイニングテーブル等大型のもの):2万〜3万円程度
ソファ:7千〜1.5万円程度
ベッド:1万〜1.5万円
安く抑える方法
家具の引越し料金を安く抑えるためには、以下のような方法があります。
1.引っ越し専門業者に依頼する
2.一般の運送業者に依頼する
3.引越し業者・運送業者の「単身パック」を利用する
4.便利屋・何でも屋を利用する
どれも一長一短であるため、それぞれのメリットとデメリット、そして安く済ませるためのポイントを知っておく必要があります。それでは順番に見ていきましょう。
引っ越し専門業者に依頼する
もっとも一般的な方法として多くの人の頭に浮かぶのが、引っ越し専門業者への依頼。その名の通り引越しを専門としているため、搬出・搬入・設置までのすべてのプロセスにおいてもっとも合理的な選択肢であると言えます。加えて多くの引越し業者は荷物に対する保険に加入しているため、万が一家具が作業中に破損してしまった場合の補償を受けることもできます。
こうして見てみると、引越し業者は良いことづくめのようにも思えますが、注意しなければならない点があります。
それは移動距離。
もちろんすべての業者がそうであるわけではありませんが、家具単体の運搬を引越し業者に頼むと、多くの引越し業者では他の長距離引越し依頼があるときに、一緒にトラックに積んで運んでくれます。そのためどうしてもスケジュールや作業時間、作業人員の確保といった面でコストが割高になってしまう可能性もあります。
あくまで目安ですが、メリットを前提にしてデメリットも考慮すると、同じ都道府県内など総移動距離が100km以下の場合に引っ越し専門業者に依頼するのが良いと言えるでしょう。
一般の運送業者に依頼する
最近では一般の運送業者でも引越しサービスを展開しているところが多くあります。一般の運送業者は引越し以外にも様々な荷物の運搬を請け負っているため、会社の運送網が非常に発達しています。そのため総移動距離が100kmを超えるような長距離の引越しにおける運搬の効率やコストの面では、場合によっては引っ越し専門業者に勝ることもあります。
注意しなければならないのは、運送業者は一般に「荷造りが完了しているものの運送を依頼する」業者であるという点です。すなわち引っ越し専門業者の場合は家具の梱包もプランに含まれていることが多いですが、一般の運送業者に依頼する場合はそれらを自分でやるか、追加料金を払ってやってもらうかしなければなりません。
もちろんすべての業者がそうというわけではなく、例えばクロネコヤマト(ヤマト運輸)の家具家電専門の引越しサービス(らくらく家財宅急便)では、家具の梱包や設置も依頼することが可能です。
以上を考慮すると、移動距離が100km以上で梱包を自分で行える場合には、一般の運送業者に依頼するのが適していると言えます。
「単身パック」を利用する
一人暮らしや単身赴任など、荷物の少ない単身者向けのプランがいわゆる「単身パック」というものです。規定のコンテナ(カーゴ)に収まるサイズ・量の荷物であれば、通常の引越しプランよりも格安で運送を行ってくれるというシステムです。
もちろん引越しを依頼する家具がこのカーゴに収まることが前提となりますが、運送が可能であれば場合によっては家具単体の引越し・運送サービスよりも安く済ませられることもあります。
一度見積もりを取ってみて、他の手段・業者よりも安く依頼できるという場合には検討してみる価値があります。
便利屋・何でも屋を利用する
便利屋はその名の通り、作業人数×作業時間の料金でさまざまな作業を依頼することができる業者です。引越しの場合における「さまざまな作業」とは、単なる荷物の運搬にとどまらず、梱包や設置も含まれます。
作業時間・移動距離・荷物の内容によっては、運送業者や引越し業者よりも格段に低価格で引越しを行えることも十分にありえます。
ただし便利屋にも注意点がいくつかあります。
まずは料金体系。
引越し業者・運送業者の場合、原則としてあらかじめ出してもらった見積もりが最終的な支払額になります。(もちろん追加料金のかかる作業を別途依頼した場合は、追加で料金が発生します。)
一方便利屋の場合、先ほど触れたように料金は作業時間と作業人数によって決まります。引越しの作業というのは、何分で終わるという時間が明確に予測できないものです。また運搬中も作業時間にカウントされるため、移動距離・道路状況によってさらに値段が変動する可能性があります。加えて処分費・車両費等は別料金である場合がほとんどであるため、概算であっても「いくら掛かる」というのがわかりづらいという難点があります。
もちろん便利屋が本当に便利な局面が多々あることは間違いありませんが、引越しの場合は最後の手段として慎重に検討する必要があります。
一括見積もりサービスを使ってみよう
家具単体の引越しでは、とにかく多くの業者(運送業者・引越し業者の区別なく)の見積もりをとり、比較することが重要です。何もなしにやるのは非常に大変な作業ですが、一括見積もりサービスを利用することで大幅に手間を省略できます。引越し前の忙しい時間を有効に利用するためにも、おすすめしたいサービスです。
引越し見積もり一括比較サイトはこちら
まとめ
家具の引越しを依頼できる業者はさまざまですが、そのどれもにメリットとデメリットがあります。それぞれの特徴を理解した上で、一括見積もりサービスなどを利用しながら自分の引越しにもっとも最適な業者を選ぶことが重要です。
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