
突然ですが、引越しを考えているあなたにはこんな悩みはありませんか?
・家具ごとの引越し料金が知りたい
・家具だけを運んでもらえるの?
・家具の引越しを安く済ませる方法は?
これらの悩みを、元引越し業者のへのへのもへじが、すべて解決します!
家具別の引越し料金目安
引越しの内容は状況によって異なります。家の荷物すべての運搬を業者に依頼するのはもっとも一般的ですが、それ以外にも自分で持っていけるものは自分で持っていき、自家用車での運搬が難しい大型の家具家電の引越しだけを業者に依頼することもあります。
多くの引越し・運送業者ではそういった「特定の家具・家電のみ」の引越しサービスを用意しています。
ここでは家具の種類別に、料金の大体の目安を紹介しながら、賢く引越す方法を解説します。
前提として知っておきたいこと
・すべての業者が家具家電のみの運送を行っているわけではない
・多くの場合は大きさで料金が決まるため、同じ種類の家具家電(ベッドなど)でも大きさが違うと料金が変わる可能性がある
・旧居から新居までの距離によっても値段は変わる
以上のことを踏まえ、ここでは近距離(〜100km)の家具家電引越し料金について解説します。
タンス
タンスの引越し料金相場は、1.5万〜2万円程度です。
ここにはタンスのほか、似たような形・大きさである食器棚や本棚も含まれることが多いです。乗用車に入るサイズであれば自分で運ぶこともできますが、ガラス戸が付いている食器棚や、非常に重いタンスなどは業者に依頼するのが安全です。
テーブル
テーブルの引越し料金相場は、2万〜3万円程度です。
ここでのテーブルとは、もちろんコーヒーテーブルのような小さなものではなく、大きめのダイニングテーブルやリビングテーブルを言います。一概には言えませんが、ガラス製の天板のテーブルでは料金が変わる可能性があります。
ソファ
ソファも大きさによって料金は変わりますが、一般的な相場は7千〜1.5万円程度です。
ベッド
ソファと同様、ベッドの引越し料金も大きさに左右されます。一般的な相場はだいたい1万〜1.5万円と考えておけば大丈夫でしょう。
安く抑える方法
距離によって依頼する業者を選ぶ
引越し専門の業者(◯◯引越センターなど)と、一般の運送業者(クロネコヤマトなど)は、同じ家具一点でも運ぶ距離によって料金がまったく違ってきます。
引越しが同じ都道府県内など、総移動距離が100km以下の場合は引っ越し専門業者に依頼するのがおすすめです。
引越し業者はあくまで多くの荷物を運ぶ引越しを専門としています。もちろん業者によって実態は異なりますが、家具一点のみの引越しの場合、他の長距離引越しがあるときに一緒に運んでくれるという場合がほとんどです。そのためどうしても旧居からの搬出〜新居への搬入の間に時間がかかってしまい、作業人員も必要なため、割高になってしまう場合が多いのです。
とはいえまずは見積もりを取ってみて、家具一点からの運送サービスがあるか、そしてどの程度の値段なのかを調べる必要があります。その際には引越しの一括見積もり比較サイトが非常に役に立ちます。
引越し見積もり一括比較サイトはこちら
逆に総移動距離が100kmを超えるような長距離の引越しの場合は、一般の運送業者がおすすめです。
荷物一点を運ぶ作業やコストに関しては、運送網の発達している一般の運送業者に軍配が上がります。ただし運送業者に依頼する場合は、梱包を自分でやるか、もしくは追加料金で依頼することが多いです。もちろんすべての業者がそうであるわけではありませんが、運送業者は一般的に「運ぶ準備が出来ているもの(=荷造り・梱包が終わっているもの)」を運ぶ業者であることを頭の片隅に置いておいてください。
ちなみに大手の運送業者であるヤマト運輸(クロネコヤマト)は、家具家電専門の引越しサービスを展開しています。このサービス(「らくらく家財宅急便」)は輸送だけでなく梱包や設置まで依頼することができます。家具の種類や距離に応じて個別に見積もりを出してもくれるので、選択肢のひとつとしては申し分ありません。
らくらく家財宅急便(ヤマト運輸サイト)
単身パックプランを検討する
荷物の少ない単身者の引越しのために、引越し業者・運送業者では単身パックプランを用意しているところも数多くあります。
単身パックとは簡単に言えば、ひとつのコンテナあたりの料金設定で、コンテナに収まりさえすれば家具家電も運んでもらえるというものです。このコンテナ(カーゴ)は一般的に直方体の形をしているため、本棚や食器棚などは大きさによっては入りますが、テーブルやソファといった一定の形でないものは運べない場合があります。また本棚や食器棚などであっても、コンテナに入り切らない=規格外の大きさのものは依頼することができません。
依頼できるかどうかは一度業者に問い合わせ、見積もりをしてもらうといいでしょう。
注意点
新しい物件の構造によっては、玄関が狭かったりエレベーターがなく搬入できないといった問題が起こる可能性もあります。あらかじめ今使っている家具のサイズと新しい物件の通路などのサイズを比較して、搬入が可能かどうか確認をしておきましょう。
玄関から搬入ができない場合や上階への搬入が難しい場合は、窓から入れたり吊り上げて入れるという方法もありますが、原則としてこれらは追加の料金が発生するほか、窓のサイズすら合わない場合は搬入する方法はありません。
もし搬入ができない場合には買取・リサイクル・処分などを検討する必要があります。
買取サービスを検討する
引越し業者の中には引越しで発生する不用品(家具・家電)を買い取ってくれるサービスを展開しているものもあります。買い替えが決まっており処分方法を検討している場合はもちろんですが、前述のような不測の事態に備え、見積もりの段階でそういったサービスがあるかどうかを確認しておくことをおすすめします。
まとめ
家具単体での引越しサービスは、上手に使えばかなりの節約になります。ですが条件によってはかえって割高になってしまうことも十分にありえます。移動距離・家具のサイズ・新居のサイズなどを頭に入れ、一括見積りサービスなどで業者を探してみましょう。
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