引越し業界6年!へのへのもへじ引越し業界6年!へのへのもへじ

突然ですが、あなたは引越しのピアノ輸送費用について悩んでいませんか?

  • 引越しでピアノを輸送する際、費用はどのように計算されるの?
  • 引越しのピアノ輸送、どのような作業が必要?
  • 引越しのピアノ輸送、料金の相場は?

これらの悩みを、元引越し業者のへのへのもへじが、すべて解決します!


引越しのピアノ輸送、費用はこうして決まる!

引越しでピアノを運ぶ場合、他の荷物とは別送になることがほとんどです。輸送の方法は、引越し業者のオプションサービスを利用するか、別途専門業者に依頼するか、の二択になります。

かなり重たく大きいピアノ。運ぶ時にはそれなりの手間がかかります。このため費用は、ピアノの種類と運送距離に加え、搬入経路や搬出経路の環境や作業内容をもとにして計算されます。

ピアノの種類

ピアノは種類は、グランドピアノ、アップライトピアノ、電子ピアノ、エレクトーンなど様々なものがあります。

グランドピアノは弦を水平に張っているので、一番大きく奥行のあるピアノです。本来、「ピアノ」というとこのグランドピアノを指します。

アップライトピアノは、あまりスペースに余裕がない一般的な家庭でもピアノ演奏を楽しめるよう、弦を縦に張り造りをコンパクトにしています。壁に沿って置きやすいピアノですね。

電子ピアノは、その名の通り、弦で音を出すのではなく、電気で音を出しているピアノです。

重さはもちろんグランドピアノが一番重く、260kgから大きいものだと400kgを超えてきます。これは成人男性(体重約80kgの計算)約4人分の重さに相当します。

アップライトピアノは200kg弱から280kg近くのものまであり、大きいものだと小さめのグランドピアノと同じくらいの重さになるものもあります。成人男性約3人分の重さに相当します。

参考:ヤマハ公式サイト「ピアノの搬入」ページ

運送距離

他の荷物と同様、ピアノも運送距離によって料金が大きく変わってきます。トラックの手配費用に加え、ガソリン代や、遠方の場合は高速道路など有料道路の利用費、車両以外の移動手段を使った場合はその費用などがかかってきます。

搬入、搬出経路の環境

ピアノは大きく重たく、他の荷物と比べ運ぶのに人手が必要となるため、搬入経路、搬出経路の環境は非常に重要なチェックポイントです。

経路の中に階段などの段差がある場合は、その数に応じて料金が加算されます。また、エレベーターを利用する場合も追加料金が発生することが多いです。つまり、段差などがなく、そのまま歩いて持ち運べる環境以外は、追加料金がかかると考えてください。

さらに、搬入、搬出経路が狭く、ピアノが通れないなどの事情があると、次に紹介する作業内容にも大きく関係してきます。

作業内容

ピアノは人の手を使って持ち運ぶ以外に、以下のような特別な作業を必要とする場合があります。

この作業料金は、運送料金とともに費用全体の大きなウェイトを占めてきます。

クレーン車を使う

2階以上の部屋にピアノを運びたいのに、幅が狭く、階段、エレベーターを使うことができない場合、クレーン車が出動します。

運びたい部屋の窓の壁にクレーン車を近づけ、クレーンでピアノを持ち上げ、部屋で待機しているうスタッフが慎重に中に入れていきます。

機械を使っての搬入なので、比較的早く安全な作業となりますが、周辺道路が狭くてクレーン車が入れない、マンションの事情でクレーン車を近づけられないなどの場合は、この方法は使うことができません。

手吊り作業

クレーン車を使えない場合は、「手吊り」作業でピアノを上にあげていきます。

「手吊り」とは、窓の近くにポールを立てて、ピアノをチェーンブロックなどで固定し、人の力で上に引き上げていく方法です。クレーン車と比べ、人力のため時間はかかりますが、プロが必要な人員を割いて慎重に行うので、安全にピアノを運ぶことができます。

文章では理解しづらいかもしれないので、下記、日本ピアノ運輸株式会社の公式サイトの説明も是非参考にしてみてください。

日本ピアノ運輸株式会社公式サイト「ピアノ引越し事例、手吊の作業での現場写真を公開します。」ページ

 

解体作業

ピアノを1階に配置したいが玄関や廊下が狭く、そのまま搬入できない場合は、ピアノを解体して入れることができます。

2階以上の部屋へ運びたい場合も、クレーン車の使用や手吊り作業が困難な環境の時はこの方法を使います。

グランドピアノはかなり大きく、解体は難しいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、足の部分を外して縦にすると、ドアや廊下を通すことが可能になります。それでも厳しい場合は、専門のスタッフがさらに解体して運び入れることもできるため、最終的に何らかの方法で希望の場所にピアノを設置することができるのです。

引越しのピアノ輸送、料金相場!

ピアノはあらゆる方法を使って、希望の場所に設置することが可能です。ただし、複雑な作業をお願いすれば、それだけ料金が高くなっていきます。ここでは、ピアノ輸送の料金相場を見ていきましょう。

これから紹介する表は全て、一括見積もりサイト「引越し侍」のものを引用しています。引越し侍では、通常の引越し見積もりだけではなく、ピアノ輸送の一括見積もりも可能です。単独で業者に見積もりを依頼するより、一括見積もりサイトを使った方が費用は確実に安くなります。是非、引越し侍を使ってお得なピアノ引越しを実現してくださいね。

「引越し侍のピアノ運送」はこちら

ピアノ運送の料金相場表

引用:引越し侍のピアノ運送ページ

運送料金については他の荷物同様、移動距離が長くなればそれだけ料金も高くなっていきます。

一番大きく場所を取るグランドピアノはもちろん料金設定もダントツで高いですね。大きさはそこまで変わらないアップライトピアノとエレクトーンでも、重さがあるアップライトピアノの方が料金は高くなっています。

特殊作業の料金相場表

引用:引越し侍のピアノ運送ページ

階段は何と一段毎に料金が設定されています。ピアノは大変重たく、グランドピアノだと少なくとも4人がかりで運ぶ必要があります。一段の段差でもあるとなしでは全く労力が違うのです。

また、クレーン車や手吊り作業より、解体・組立ての方が料金が高いのも意外かもしれません。解体・組立てはそれだけ専門の技術が必要になるということですね。

ピアノの引越しは大仕事!本当にそのピアノ必要?

もともとピアノがあったから、引越しの際も何となくそのままピアノを持っていこうと思っている方は、今一度本当に必要なものなのか見直してみませんか?

ここまでで読んでいただき、ピアノ輸送がいかに大変かお分かりいただけたと思います。ピアノ1台を運ぶのにかかる料金もかなりのものです。

実はほとんど使っていない、処分の仕方がわからないから持っていく、という場合は、費用と新居のスペースがムダになってしまいます。中古で売りに出す、人に譲るなど、手放す方法を考えてみてはいかがでしょうか?

今はネットで調べれば中古で買い取ってくれる業者も沢山出てきます。電話一本で査定も可能です(ただし、実際のピアノが予想より傷んでいればその分値段は引かれます)。ピアノを運ぶ労力と料金を考えれば、そんなに手間ではありませんよね。

ピアノの輸送費用は高い!事前の部屋の環境を調べて料金の概算を!

いかがでしたか?ピアノの引越しはかなりお金がかかります。階段の段差が一つ増えるだけで料金は全く変わってくるのです。

今回の記事を参考に、是非事前に新居の環境をチェックしてみて、自分なりの料金の概算を出してみてください。もちろん実際にかかる料金は変わってくると思いますが、最低このくらい、と思っていれば心の準備にはなるはずです!

 

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