
突然ですが、あなたは引越しでベッドが入らないことについて悩んでいませんか?
- 引越しでベッドが家の中に入らないのはなぜ?
- ベッドが家の中に入らない時どうやって中に入れるの?
- どうしても中に入らない時の対処法は?
これらの悩みを、元引越し業者のへのへのもへじが、すべて解決します!
何故、引越しで「ベッドが入らない」などということがおきるのか?
引越し当日になって、新居にベッドが入れられない!実はこれ、意外とよくあることなのです。
これは引越し業者が事前に確認できない、「新居の環境」が原因でおこります。
組み立て式の場合は注意!
購入した際、部屋に入れられたはずのベッドが何故入らないのか?答えは簡単。ベッドは組み立て式のため、購入時はパーツに分かれた状態だったのです。ベッドを長く使っているほど、このことを忘れてしまいがちです。
特にダブルベッド以上の大きさのベッドフレームは、横にした状態ではドアを通ることはまずありません。脚が長い場合は縦にしてもギリギリか、難しいことがほとんどです。
前の住居で入っても、新居で入らない場合もある
前の住居と新居の造りが全て同じなわけではありません。共用部分の通路や部屋のドアの幅、エレベーターの大きさ、マンションのエントランスの大きさなど、違うところは山ほどあります。
新居の方が少し狭い造りの場合、この差が原因となり、ベッドを入れられないということもあるのです。
また、前の住居は大きめのエレベーターがあったが、新居は階段の場合や、新居が一軒家で2階にベッドを入れなければならない場合も要注意です。
階段は、折り返しがあったりらせん状になっている場合がほとんどです。このような場合、幅も奥行もあるベッドではうまく曲がることができず、どうしても通れないというケースが出てきます。
不安な場合は事前に新居の通路や部屋のドアを確認!
これらの原因は全て「新居の調査不足」です。前の住居であれば、訪問見積もりの時に引越し業者がチェックしてくれることがほとんどですが、引越し業者は事前に新居のチェックにまで行きません。
ベッドのサイズが大きく、不安な場合は、事前に新居の共用部分の通路やドアの幅、エレベーターの大きさ、部屋の中の広さなどをざっと計っておいた方が良いでしょう。
通路の幅がベッドの幅とほぼ同じ、またはちょっと通路の方が広い程度であれば、まず通れないと考え、すぐに引越し業者に相談し、対策を考えるようにしてください。
また、マンションから一軒家への引越しであれば、ベッドを2階以上に入れる予定であれば、事前にそれを引越し業者にきちんと伝えておきましょう。
引越しでベッドが入らない時の引越し業者の対応方法
新居にベッドが入らない、とわかった時、引越し業者も可能な限り対応を試みてくれます。
解体、組み立てをする
解体可能であればその場で解体して搬入し、部屋の中で再度組み立てをします。
このような事態に備え、引越し業者は解体や組み立てに使う最低限の器具を持ち歩いているので、とっさのことでも比較的スピーディーに対応してくれるでしょう。
ただし、予定していなかった作業のため、追加料金を取られることは覚悟しておいてくださいね。
クレーンを使い窓から入れる
2階以上の場合は、クレーンを使って窓から入れることもあります。この場合、当日対応は厳しいため、一度引越し業者にベッドを持ち帰ってもらい後日改めて作業を行うことになります。
クレーンを使う場合は、クレーン車を窓の近くに配置しなければならず、周辺の道路事情など、様々な問題をクリアしなければなりません。マンションの場合はどこまでクレーン車を入れられるか、管理人さんやオーナーさんに確認する必要も出てきますね。
また、クレーン車の手配費用、その際のスタッフの作業費用を合わせると追加でかかる料金は数万円以上となり、かなり手痛い出費となってしまいます。
ベッドを入れるのがどうしても難しいケース
引越し業者は様々な対策を考えてはくれますが、どんな状況でも必ずベッドを入れられるわけではありません。条件が合わなければ、ベッドを入れるのを諦めなければなりません。
新居の周辺事情でクレーンが入れない
クレーン車を使わなければベッドを入れられない場合でも、周辺の道路が狭かったり、窓の近くまでクレーン車を持っていけない事情がある場合はクレーンを使うことはできません。
また、そもそもクレーンでの搬入に対応していない引越し業者の場合は、その時点で諦めざるを得なくなってきます。
解体すると再組み立てできない可能性がある
長く使っているベッドや、ちょっと傷んできているベッドの場合、解体した後に組み立てをしても以前と同じように使用できないことがあります。
また、持ち主の方で少し傷めていた部分があり、ベッドを解体した時にその部分が耐え切れず完全に破損してしまう、ということもあります。
費用が払えない、予定を組めない
先ほどお話したように、クレーン車の手配には数万円以上の費用がかかってしまいます。
引越しでもともとかなりお金がかかっている中、その費用を出すことができない、という人も多いです。
また、クレーン車を手配する場合、昼間に立ち会いをしなければなりません。引越しで無理して仕事を調整していたため、これ以上ベッド1台のためにスケジュールを調整できない、という場合も出てきます。
どうしてもベッドを中に入れられない時はどうする?
どうしても新居にベッドを入れられない場合、今まで使っていたベッドを何らかの形で処分しなければなりません。
しかも、大きなベッドを外にそのまま置いておくわけにはいかないので、その場で迅速に対応する必要があります。
引越し業者に引き取ってもらう
一番良いのは、引越し業者にそのまま引き取ってもらうことです。追加料金がかかりますが、それでもクレーン車を使って入れるよりは安く済みます。
引越し業者によっては買い取りしてくれる場合もありますが、ベッドの状態が良いことが大前提。また、当日急な作業の場合はそれ自体に作業代がかかってくる場合もありますので、一概には言えません。
その他の方法は非現実的…?
その他、自分で解体し、ゴミに出す、他のリサイクル業者に売るなどの方法もありますが、どれも非現実的ですね。
部屋に入らないベッドを長時間外に出したままにしておけますか?一軒家であれば敷地内でうまく梱包し、少しの間置いておくことは可能かもしれませんが、マンションであればまず難しいでしょう。
また、一軒家の場合でもベッドを解体するのはなかなかの大仕事です。特にマットレスの解体は周りにゴミも沢山でますし、かなり時間を取られます。指定のゴミの日まで敷地内で置いておく必要も出てきます。
リサイクル業者に売る場合も、当日来てもらえない場合は厳しいです。外に置いておいて雨に濡れたりしてしまえばもう買い取りは不可能となります。また、来てもらっても買い取り不可能と判断されれば結局お金を払って引き取ってもらうことになるのです。
多少お金がかかったとしても、やはり引越し当日、まとめて引越し業者に持って行ってもらうのがベストです。
ベッドが大きい場合、事前に入りそうか確認を!
いかがでしたか?ベッドが大きい場合は、まず事前に新居の環境を自分で確認してみましょう。確認してみてベッドが入らなそうな場合はそのまま引越し業者に相談してください。
事前にわかっていれば、当日になってバタバタすることもありません。クレーン車を使いたい場合はその日に合わせて手配することも可能です。処分する場合は引越し前に済ませてしまうことができますね。
事前の確認、相談で、スムーズな引越しを実現してくださいね!
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