引越し業界6年!へのへのもへじ引越し業界6年!へのへのもへじ

突然ですが、あなたは引越しを予定したと「ゆうパック」を使った引越しについて不安になっていませんか?

  • 「ゆうパックで引越しできる?」
  • 「引越し業者とどっちが安い?」
  • 「気をつけるべきことはある?」

これらの悩みを、元引越し業者のへのへのもへじが、全て解決します!

ゆうパックで「お引越し」?

荷物1つから便利な「ゆうパック」

誰もが1度は使ったことがある「ゆうパック」は、三辺の長さが170cm以内の荷物なら1つから全国に郵送できます。

普段でも利用する「ゆうパック」は一般的なダンボールの郵送だけと思いがちですが、大きいダンボールでも郵送できます。

【利用可能なサイズ】
長さ・幅・厚さの合計が1.7m以内
引用:日本郵便「商品一覧・ご利用ガイド」

引越しでよく使うダンボールは130~140サイズ(三辺の長さが140cm以内)が基本です。そのためそれらよりも大きなダンボールでも郵送が可能になります。

ぶっちゃけ、引越しはできるの?

家具・家電がなくダンボールのみならば「ゆうパック」での引越しは可能です。

三辺170cm以内の荷物しか「ゆうパック」では郵送できません。そのため、このサイズのダンボールに入らない荷物がある場合は引越しは難しいです。

しかし、家具・家電は現地調達する場合や別途郵送する場合ならば、「ゆうパック」で引越しができます。

「ゆうパック引越し」は安い?

ダンボール1つで運賃はどれくらい

ダンボールの大きさ・個数、そして距離によって料金は変動していきます。

ダンボールの大きさによる料金は?

「ゆうパック」では三辺の長さの合計によってサイズが区別されており、60サイズから170サイズまで7サイズに分けられています。

料金はサイズが大きくなればなるほど、金額に差が出てきます。

【北海道から道内への運賃】

  • 60サイズ     690円
  • 120サイズ   1,340円
  • 140サイズ   1,560円
  • 170サイズ   2,070円

引用:日本郵便「地域別の基本運賃表」

サイズが大きくなれば金額も上がりますが、小さなサイズ2つ郵送する場合と大きいサイズ1つ郵送する場合を比べたら、大きいサイズ1つの方が安上がりになります。

輸送先の距離による料金は?

同じダンボールのサイズでも、輸送距離によって郵送料金は違ってきます。

【北海道から道外各地への運賃】

  • 東北着      1,720円
  • 関東・信越着   1,930円
  • 北陸・東海着   2,030円
  • 近畿着      2,160円
  • 中国・四国以西着 2,260円

(※全て140サイズの運賃で比較)
引用::日本郵便「地域別の基本運賃表」

安い「数量割引」でかなりお得に

「ゆうパック」を10つ以上同時に差し出したときに使える「数量割引」はかなりお得です。

「ゆうパック」にある数量割引は、

  • 10つ以上20つ未満
  • 20つ以上50つ未満
  • 50つ以上100つ未満
  • 100つ以上

の4段階で分けられています。その料金を比較すると、

【北海道から道内への運賃】

  • 基本料金   1,560円
  • 10つ以上   1,250円
  • 20つ以上   1,220円
  • 50つ以上   1,190円
  • 100つ以上   1,150円

引用:日本郵便「ゆうパック数量割引」

となり、100つ以上ならば基本料金より26%以上も割引されることになります。

引越し業者とどっちが安い?

個数や輸送距離によっては「ゆうパック」の方がお得な場合もあります。
ダンボール1つにつき◯◯円という料金設定の「ゆうパック」は割引が合ってもコスパが悪いのでは?と思われがちです。

しかし、個数や輸送距離によっては引越し業者に依頼するよりも「ゆうパック」の方がお得な場合もあるのです。

ゆうパックVS引越し業者【料金比較】

引越し業者大手の「アート引越しセンター」と「ゆうパック」を比較してみると、

【札幌市~札幌市】
アート引越しセンター 26,374円
ゆうパック      24,400円
(※ダンボール20個の輸送料金で比較)
(※金額は変動する場合があります。詳しくはお近くのお店までお問合せください)
引用:アート引越センター「単身引越スイスイ!お見積り」
引用:日本郵便「ゆうパック数量割引」

となり、「ゆうパック」を使う方が安く引越しできます。

これが遠距離の引越しになると、

【札幌市~東京都】
アート引越しセンター 64,962円
ゆうパック      30,200円
(※ダンボール20個の輸送料金で計算)
(※金額は変動する場合があります。詳しくはお近くのお店までお問合せください)
引用:アート引越センター「単身引越スイスイ!お見積り」
引用:日本郵便「ゆうパック数量割引」

となり、2倍近くも料金が変動します。長距離ならば、より「ゆうパック」の方がお得に引越しが可能になります。

短距離なら引越し業者が安いことも…

単身用の格安プラン「単身パック」を使うと近距離は引越し業者の方が安くなります。

単身パック引越しの大手「ヤマトホームコンビニエンス」で比較すると、

【札幌市~札幌市】
ヤマトホームコンビニエンス 10,000円
ゆうパック         20,000円
(※単身引越サービスで入るダンボール数16個で計算しています)
(※金額は変動する場合があります。詳しくはお近くのお店までお問合せください)
引用:ヤマトホームコンビニエンス「単身引越のお見積もり」

となり、「ゆうパック」を使うほうが割高になります。

逆に遠距離になる場合は、

【札幌市~東京都】
ヤマトホームコンビニエンス 34,000円
ゆうパック         24,640円
(※単身引越サービスで入るダンボール数16個で計算しています)
(※金額は変動する場合があります。詳しくはお近くのお店までお問合せください)
引用:ヤマトホームコンビニエンス「単身引越のお見積もり」

となり「ゆうパック」がお得になります。

近距離の引越しは
「単身パック」も比較して!
遠距離の引越し・ダンボール多は
「ゆうパック」がかなりお得!

「ゆうパック引越し」の注意点

ダンボールは全て30kg以内に!

「ゆうパック」は荷物の重さが「30kg」以内まで、数量割引なら「25kg」までと決まっています。

大きなダンボールにアレコレ入れてお得に引越ししたいものですが、「ゆうパック」では荷物の重さが規定されています。通常であれば「30kg」以内の荷物ですが、上述した数量割引を適用するなら「25kg」までとなります。

そのため、「ダンボールに入るから…」と小型家電を詰め込んでしまうと、重さ制限に引っかかる場合もあります。

その場合は25kgまたは30kg以内になるように調整し、サイズを下げて郵送しましょう。ダンボール個数は増えますが、ゆうパックだけで引越しができるようになります。

ダンボールは自己調達に

引越しにつかうダンボールなどの梱包資材は全て「自己調達」する必要があります。

引越し業者を使うとダンボールなどの梱包資材を無料プレゼントしてくれますが「ゆうパック」では自己調達になります。

もちろん「ゆうパック」を扱う郵便局で専用ダンボールは販売していますが、大型ダンボールは販売されていません。

【現在発売中のダンボール】
ゆうパック箱(特大)
34.5cm×44.5cm×34.0cm  370円
ゆうパック箱(大)
31.5cm×39.5cm×22.5cm  210円
ゆうパック箱(中)
25.5cm×31.5cm×17.5cm  140円
引用:日本郵便「ゆうパック包装用品」

一番大きな(特大)サイズでも「120サイズ用」のため、140や160サイズのような大きなダンボールは別途調達しなければなりません。同じ郵送大手の「クロネコヤマト」では140サイズのダンボールは販売されているため、ゆうパックはその点で手間がかかるといえます。

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