
皆さんは冷蔵庫の引越し準備、問題なくできているでしょうか?
「いつ・何を・どのようにすればいいのかわからない、、、」
「引越しをスムーズに迎えるためには?」
こういったお悩みを解決するためにも、今回は「引越しの前日までにやっておく冷蔵庫の準備」についてひとつずつご紹介します!
いつ・何をすべきか、具体的な手順を含めて分かり易くご説明していますので引越しを控えている方はぜひ参考にして下さい♪
冷蔵庫の引越し前日までにやるべきこと
引越し1カ月前
引越し先で冷蔵庫の搬入や設置が可能かどうかの確認
まず引越し先に冷蔵庫を運ぶ場合、玄関に入らなかったり設置場所が適していなかったりと引越し先についてから思わぬトラブルが発生することがあります。
そのため引越しをする1ヶ月前はちょうど訪問見積もりを行う時期ですから、このタイミングで一度新居の状況とお持ちの冷蔵庫のサイズを確認しておく事が大切です。
もしも引越し先のマンションの玄関や通路で詰まったら有料のオプションを利用しなければなりません。
当日に急な対応でオプションを申し込むと料金が+αされて損をします。
見積もりの際にオプション利用の有無を伝えるためにも、早い段階で引越し先の確認をしておきましょう!
引越し1~2週間前
冷蔵庫の中身を引越しまでに処分する計画を立てる
庫内の野菜や冷凍食品は引越し2日前までには全て使い切っておくのが理想的ですので、引越しを行う2週間前を目安に食材全てを使い切れるよう計画を立てておきましょう!
もし引越し2日前までに使い切れなかった食材に関しては廃棄処分してしまうのが一般的で、引越しが終わるまで保管しておくのは難しいです。
献立や買い物の調整を早い段階から始めておくと、余計な出費も掛からず効率的ですね。
引越し2日前
冷蔵庫の中身をほぼ空の状態にしておく
この段階では約2週間前から始めた、中身の処分計画がほぼ完了しているのが理想的です。
冷蔵庫の中身はほぼゼロの状態になっていて、残った食材も処分して構わないような状況にしておきましょう。
引越し2日前でも余った食材がある場合は保管が難しいため思い切って処分して下さい。
ただ「どうしても食品が余ってしまう、、、」といった方は以下をお読み下さい。
クーラーボックスor発砲スチロールを利用して保管する
引越し時に冷蔵庫が2~3日程使えない時の代替策としてクーラーボックス、もしくは発泡スチロールを利用する方法があります。
まず用意した容器に保管しておきたい食品を入れて上から市販の氷を2~3袋程乗せてあげると完成で、簡単に代理冷蔵庫ができます。
市販の氷を購入する費用が掛かるのと、定期的に中の様子を見なければ氷が溶けて食品が腐ってしまう恐れがあるため手間は掛かりますが、一時的な冷蔵庫代わりにはなりますね。
ただし冷凍食品を保管するには温度が高すぎるため、冷凍食品が余ってしまった場合は諦めて処分するようにして下さい。
また生野菜に関しても鮮度が大きく落ちてしまう恐れがあるため、代理冷蔵庫に入れられるのはパック詰めされたお肉やヨーグルトなどだけという事を覚えておきましょう。
製氷機のスイッチを切る
冷蔵庫の中身を空っぽにしたら、まずは製氷機のスイッチを落としましょう。
これは細かいことを話すと長くなるため割愛しますが、製氷機のスイッチを切らずに冷蔵庫本体の電源を落とすと故障の大きな原因となるためです。
また製氷機のスイッチを切ってから1日はおかないと本体の電源も落とせません。
そのため引越しを行う2日前に製氷機のスイッチを必ず切っておくようにして下さい。
製氷室のスイッチを切ったら氷を作る水も一緒に抜いておきましょう。
新品の冷蔵庫を使用すること無く新居へ一緒に引越す方はこのタイミングで届けてもらう
もし新品の冷蔵庫を先に購入しておき、新居へ一緒に引越す方は余裕をもって引越し2~3日前に届けてもらうようにしましょう。
引越し前日・当日はやることが多くて忙しいので手が回りませんし、使わない冷蔵庫があっても邪魔です。
この引越し2~3日前だと家に置いておく時間も短いですし、引越し作業にも手が回るためお勧めですね。
引越し前日
冷蔵庫の電源を落とし、水抜き(霜取り)を行う
引越し前日には必ず冷蔵庫の電源を落とすようにして下さい!
でなければ水抜きができず、搬出・搬入作業に支障をきたし作業員の方にも迷惑が掛かってしまいます。
具体的な水抜きの方法は以下でご説明いたします。
水抜きの方法・手順
まず前日に製氷機のスイッチを切っていることを確認したら本体の電源を落としましょう。
電源を落としたら冷蔵庫のドアを全て空けておき、そのまま何時間かは放置していると霜が溶け出して冷蔵庫にあらかじめ取り付けられてる受け皿に水が溜まっていきます。
また庫内にも水が付着していますので、そちらはタオルで拭きとってしまえばOKです。
その後全ての霜が溶けたら(約12時間程度)、冷蔵庫の受け皿に溜まっている水を捨てて完了です。
水が溜まる受け皿の位置ですが、
・冷蔵庫前面の底に受け皿のトレイがあるトレイタイプ
・冷蔵庫後面の下部の内部にタンクがあるタンクタイプ
の2つあるタイプに大きく分かれます。
トレイタイプの冷蔵庫ならば、冷蔵庫の前面にある引き出しのようになっているトレイを引っ張れば受け皿が出てきますので、後は溜まった水を捨てれば水抜きは完了です。
なお受け皿のトレイは結構底が浅いため、ゆっくり引っ張らなければ水がこぼれてしまいますのでご注意を。
一方タンクが内蔵されているタイプの冷蔵庫は少々厄介で、冷蔵庫後面にドライバーを使わなければ開かない蓋がついており、かなり強い力で回さなければ開かないようになっています。
タンクに溜まった水も冷蔵庫を傾けて流す必要があるタイプが多いため大変です。
トレイタイプかタンクタイプかで水抜き作業の難しさが大きく変わってきますので、無理そうな方は引越し業者さんに依頼することをお勧めします。
冷蔵庫の掃除を行う
水抜きが完了したら冷蔵庫の掃除を行いましょう!
冷蔵庫は引越しの時ぐらいにしか中々掃除ができませんので、この中身が何も入っていない状態は絶好のチャンスです。
掃除方法は「水拭き雑巾・空拭き雑巾・食器用洗剤・アルコールスプレー」の4つを使い、台所を掃除する感覚でやって頂ければ問題ありません。
水拭き・洗剤洗い・空拭きが終わったら最後にアルコール消毒を行ってできますので1時間もあれば十分です。
冷蔵庫の掃除は引越し前日、もし当日の作業が昼過ぎなどで時間がある場合は当日の朝などに時間を作ってするよ良いでしょう!
古い冷蔵庫の処分はこのタイミングで業者に引き取ってもらう
引越しと同時に新しい冷蔵庫を買い替える方は前日~2日前を目安に処分することをお勧めします。
当日はその他作業があるため時間がありませんので、中身を全て処分し終わった頃合いを見て回収業者に依頼するか、ご自身で処分をすると引越し当日の作業に支障をきたすこともありませんね。
また処分作業が遅れて引越しに間に合わない、といった事態も避けられますので古い冷蔵庫は引越し前日には処分できるよう計画を立てておきましょう。
引越し当日
水抜きや食材の処分が完了したら再度水抜きや掃除のし忘れが無いことを確認し、冷蔵庫の引越し時に必要な作業は全て終了です。
なお冷蔵庫の養生(包装)作業は引越し業者さんにお任せすることをお勧めします。
冷蔵庫は専用の資材を利用して包装を行いますし、冷蔵庫の包装ひとつで料金が大きく変わることは無いからです。
後の当日作業は引越し業者がやってくれますので、お任せするようにして下さいね。
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