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皆さんは引越し後の冷蔵庫の正しい扱い、できているでしょうか?

冷蔵庫って我々の想像以上にデリケートな電気製品で、引越し後の扱いを間違えて故障してしまう事が多いんですよね。

「引越ししてから冷蔵庫が冷えない、、、」

「冷蔵庫から変な音がしていてうっとうしい、、、」

こういったお悩みは多く、冷蔵庫が壊れたらすごく不便ですよね?

そこで今回は「引越し後の冷蔵庫をどのように扱うべきか?」についてご説明したいと思います!

引越し後に冷蔵庫を故障させないための扱い方についてのお話です♪


引越し後の冷蔵庫の取り扱いにおける注意点、やっておくと良いこと

引越し後、すぐに電源を入れてもOK?

よくある質問に「引越しの際に運んだ冷蔵庫を新居ですぐ電源を入れてもいいのか?」といったものがありますが、これは冷蔵庫が最新機種かどうかで変わります。

一昔前の冷蔵庫では引越し後、すぐ電源を入れてしまうと冷却機能やコンプレッサーが不具合を起こすためタブーだったのですが、最近の物は殆どの冷蔵庫が引越し後すぐに電源を入れても問題なく使用できるよう改良されています。

なのでお使いの冷蔵庫が相当古い機種でない限り、引越し先でもすぐ電源を入れてしまって問題ないのですね。

※古い機種と新しい機種の判断基準目安は2008年を分岐点としてみるといいでしょう。

 

ただし一つ注意してほしいのは、「引越し時にまっすぐ立てて運ばれていたかどうか、横向きになる場面はなかったか?」についてです。

最新機種の物でも搬出・搬入時に傾けてしまうと引越し後すぐ電源を入れてもいい、という訳にはなりません。

業者の方は基本的に立てた状態で運んでくれますが、やむなく傾けたり横にしたりする場面が無いとは限りませんので、引越し後は最新機種でも念のため「冷蔵庫を運び入れてから半日程度安置」しておくと安心ですね。

食材を入れるのはいつ?

新居に運び入れた冷蔵庫に食材を入れるタイミングでお勧めなのは、「電源を入れてから半日~1日程度」になります。

これは電源を入れてから庫内(野菜室や冷凍室)が十分冷えていない状態で入れてしまい、食材が痛むのを防ぐためです。

また冷凍室は特に注意が必要で、通常の冷蔵室に比べて十分冷えるまでにより時間が掛かります。

 

ちなみに電源を入れてから数時間で庫内が冷えた状態になる事も多いですが、段階としては冷却が不安定な状態にありますので上記で述べた「半日~1日」を目安にすると良いでしょう。

ゴキブリ・害虫対策は引越しと同時に!

普段は動かす場面の少ない冷蔵庫は引越しと同時にゴキブリ対策をしておく事をお勧めします。

特に対策をしてほしいのが裏側の下部分にある取り外し可能な場所で、ここは冷蔵庫全体で見ても熱が貯まりやす居場所になります。

 

ゴキブリは電気製品が熱を集める場所に巣を作り拠点として生活するので、冷蔵庫裏側の下部分(鉄でできたカバーがある所)の周りに毒エサを設置しておくと効果が高いですね。

冷蔵庫を新居へと設置する前に毒エサを置いておけば引越し後に悩まされることが少なくなりますので、なるべく引越し時には冷蔵庫のゴキブリ対策をすると良いでしょう。

設置場所に防音対策のゴムやマットを敷いておくと安心

最新機種だと大丈夫ですが、少し古めの冷蔵庫なんかだと冷蔵庫と床の振動音が発生する場合があります。

そこで引越しの際に冷蔵庫を設置する場所に防音対策用のゴムかマットを敷いておくことをお勧めします。

また冷蔵庫の下に敷くことでフローリングの傷に対しても効果を発揮してくれますので、賃貸なんかでは特に必要になりますね。

使用するゴム・マットに関してはネットや家電量販店で冷蔵庫の下に敷く専用の物が売ってありますので、そちらを利用すると良いでしょう。

 

引越し後に冷蔵庫が故障した時の原因は何か?

引越しに伴い冷蔵庫の故障トラブルが発生ケースは多く、お悩みの方にも沢山の質問が送られてきます。

そこで「引越し後に冷蔵庫の故障・不具合が発生する原因と解決策」についてご紹介したいと思います!

冷蔵庫から変な音がする

引越し後に冷蔵庫の電源を入れると、引越し前は聞こえなかった「ギ・ギ・ギ、、、」だったり、「ブゥーン」といった感じの変な音がするようになることがあります。

こちらの原因は引越し後にすぐ冷蔵庫の電源を入れてしまう事で発生する可能性が高いですね。

 

音が鳴る原因ですが、内部にあるコンプレッサーと呼ばれる機器から発生しています。

通常コンプレッサー内には潤滑油(冷凍機油)があり、機械を滑らかに動かすためのオイルがあるのですが冷蔵庫を横向きにしたり長時間傾けたりした場合、本来の場所とは違う配管へ流れてしまいます。

するとコンプレッサーはオイル(潤滑油)不足に陥ってしまい動作がスムーズにならなくなる、そしてコンプレッサーに負担が掛かり異音がなるようになってしまうのですね。

 

対策としては冒頭で述べた通り、引越し後の冷蔵庫を半日程度安置しておくとコンプレッサー内へオイル(潤滑油)が戻っていきますので、すぐ電源を入れることなく安静にしておくと良いでしょう。

なおすでに異音が発生している場合は、一度冷蔵庫の電源を切り1日ほど安静にしてみて下さい。

それでも治らなかった場合はメーカーへ修理してもらう必要がありますね。

引越し後、急に冷蔵庫が冷えなくなった

引越し前は正常に冷却ができていたのに引越し後、急に冷蔵庫が冷えなかったり冷えが弱かったりする事態に陥ることがあります。

こちらの原因も引越し後にすぐ電源を入れてしまった時に発生しやすい故障で、上記でお話ししたコンプレッサーが大きく関係しています。

 

コンプレッサーは冷蔵庫の冷却機能を正常に動かす役割を担っていて、

引越し時に潤滑油がコンプレッサー内から漏れ出す

      ⇩

コンプレッサーが正常に作動しない

      ⇩

冷却機能に異常が出る

といった状態になります。

つまりコンプレッサーが不具合を起こすことによって、冷却機能に異常が出てしまうのですね。

 

対策としては、こちらも引越し後の冷蔵庫は半日程度安置しておくと良いでしょう。

またすでに冷却機能に異常が発生している場合は、こちらも上記同様に1日ほどコンセントを抜き安置しておくことをお勧めします。

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